琉球王国最高の聖地、斎場御嶽(せーふぁうたき)。世界遺産であると同時に沖縄のパワースポットでも有名なこの地は「斎場(せーふぁ)」は「最高位」を意味し、 「御嶽(うたき)」は神が宿る「聖地」の総称と名付けられた神聖な場所です。中でも、2つの巨大な鍾乳岩が重なり合うようにして三角形の洞門を創りだす「三庫理(さんぐーい)」は最も格の高い聖地といわれています。厳かな空気に包まれ、自然・生命の強さや優しさを感じます。
また、三庫理を通り抜け「久高島遥拝所」に出ると、やわらかな太陽の光が差し込む木々の間から見えるのはニライカナイ(天国)へ続くとされる神の島「久高島」。神が宿ることでも知られる神秘に満ちた離島は、琉球開闢(かいびゃく)の祖アマミキヨが天から舞い降りてきたという伝説が今もなお語り継がれており、島の人々によって神事が行われ、平和への祈りと感謝が捧げられています。
沖縄には他にも、手つかずの自然が残る亜熱帯の森「カンガラーの谷」や、金城町石畳道の「金城町の大アカギ」などがあります。心身ともに浄化するような、沖縄のパワースポットを巡る旅はいかがでしょうか。
ご参加時には各スポットが那覇市から少し離れているのでツアーでのご参加が便利です。その地の歴史や地形、そして訪問時のルールなどもガイドよりご説明いたします。いまでも神聖な地として大切に守られている為、ツアー参加時はルールを守ってご参加ください。