宮古空港より車で約20分、内陸部の78号線沿い観光名所「東平安名崎(ひがしへんなざき)」や「吉野海岸」方面へ向かう途中にあり、海水浴帰りの利用にも便利です。宮古島の地下から湧き出る源泉を利用し、数種類の内風呂と露天風呂があり、予約すれば家族風呂にも入ることができます。気軽に立ち寄れる温泉ですが、リウマチ・神経痛・関節痛・糖尿病に冷え性など様々な症状に効果があるため療養にも適しており近くには宿泊施設も完備されています。
歴史
今は宮古島の温泉は2ヶ所になりましたが、それまで温泉のなかった宮古島に、2006年12月26日にオープンしたのが宮古島温泉です。「宮古最初の天然温泉の発掘に成功せり(一部省略)」と刻まれた石碑も立てられています。源泉は地下1500mから汲み上げ、50度を一旦43度程度まで下げた掛け流しの天然温泉です。泉質はナトリウム一塩化物温泉、成分は弱アルカリ性で、茶褐色のにごりがあり舐めるとしょっぱいです。泉質がよく肌がスベスベになったと利用者には好評です。
見どころ
施設には大浴場、露天風呂、打たせ湯、ジャグジー、寝湯、サウナと種類が豊富です。また家族風呂の方も趣向を凝らし、檜・岩・大理石の3タイプが用意されています。南の島で温泉など意外ですが、マリンレジャーのあとなどにお湯に浸かると心身ともにほぐれリラックスできます。ゆっくりとくつろいだり療養してもらえるようゲストハウスやメディカルホテルが隣接しているので、利用者のスタイルに合わせて滞在することが可能です。屋外にはコインランドリーと食事ができるお店があるのもポイントです。