沖縄本島、那覇の泊港(とまりん)から、高速船で約50分で行ける慶良間諸島に所属しています。高速船とフェリーの乗り場が違い、2箇所あります。高速船に乗るときは北岸です。村内航路「みつしま」欠航時に限り座間味ヘリポート離着陸が可能ということですので、チャーター料金はなかなか値は張りますが、チャーターヘリで空からきれいな青い海を眺めるということも不可能ではないです。船でも日帰りも可能で、約7時間は滞在できます。
歴史
座間味村の歴史は古く、主に那覇の住民が渡島し繁栄したと言われております。1941年12月太平洋戦争が勃発し、座間味島は米軍の沖縄上陸第一歩の地となった島でした。沖縄攻防戦の防波堤であった慶良間列島は、海空から激しい爆撃を受け、悲惨な戦場となりました。追いつめられた住民たちは自らの命を絶ちました。「集団自決」という悲しい歴史があるのです。集落と慶良間の美しい海を見渡す高台に、200の御霊を慰める平和の祈願の塔が建てられています。
見どころ
慶良間諸島のなかでも座間味島は、はじめての沖縄離島旅行にもおすすめなアクセスのよさです。美しい海水浴場の「古座間味ビーチ」は座間味島のビーチのなかでもとくに人気で、大体のサービスが揃っていますので、お子様連れにもむいています。浅瀬にサンゴ礁が広がっていますので、ライフジャケットをつけたままでも楽しめます。そして冬の座間味島ではホエールウオッチングが一大イベントです。シーカヤックに乗ってザトウクジラを見るツアーなんてツアーも素敵です。島には展望台がいくつもありますので、レンタカーで車で、座間味島の展望台では一番訪れる人が多いと思われる高月山展望台に行くのもおすすめです。