大阪市中央公会堂は1911年に株式仲買人である岩本栄之助が、公会堂建設費として100万円を寄付したことにより建設計画が始まりました1913年の6月に着工し、1918年(大正7年)11月17日にオープンしました。その後ロシア歌劇団の公演や歴史的人物の講演などが行われ、大阪市民に親しまれてきたのです。建物の老朽化が進んだため、1999年から2002年にかけてリニューアル工事が行われ、工事竣工の翌月には国の重要文化財に指定されました。
大阪市中央公会堂には二つの見どころがあります。一つは公会堂で行われる催し物です。毎年大阪フィルハーモニー交響楽団を中心とした音楽祭、「大阪クラシック」が開催されることでも知られています。もう一つは建物そのものです。日本でも有数の公会堂建築であり、その評価は非常に高いものとなっています。国の重要文化財に指定されるほどの価値が、建物そのものにあるのです。ライトアップされた夜の建物も、昼間とは一味違う美しさをかもし出しています。
ガイドさんの解説と共に水都大阪の美しい風景を楽しめて、素敵なカフェにも立ち寄れるツアーでした。混雑しない場所にも大阪の魅力がたくさんありますね。