大阪市中央公会堂は、大阪府大阪市北区中之島にある集会施設です。かつてアルベルト・アインシュタイン、ヘレン・ケラーやガガーリンなど、世界の歴史的偉人が講演を行ったが講演を行ったことでも知られる施設です。重要文化財にも指定されています。京阪電鉄「なにわ橋駅」 は大阪市中央公会堂の直下にあることは広く知られていますが、アクセスは大阪市営地下鉄御堂筋線京阪電鉄「淀屋橋駅」から徒歩で8分、大阪市営地下鉄堺筋線京阪電鉄「北浜駅」から徒歩で5分となっています。
歴史
大阪市中央公会堂は1911年に株式仲買人である岩本栄之助が、公会堂建設費として100万円を寄付したことにより建設計画が始まりました1913年の6月に着工し、1918年(大正7年)11月17日にオープンしました。その後ロシア歌劇団の公演や歴史的人物の講演などが行われ、大阪市民に親しまれてきたのです。建物の老朽化が進んだため、1999年から2002年にかけてリニューアル工事が行われ、工事竣工の翌月には国の重要文化財に指定されました。
見どころ
大阪市中央公会堂には二つの見どころがあります。一つは公会堂で行われる催し物です。毎年大阪フィルハーモニー交響楽団を中心とした音楽祭、「大阪クラシック」が開催されることでも知られています。もう一つは建物そのものです。日本でも有数の公会堂建築であり、その評価は非常に高いものとなっています。国の重要文化財に指定されるほどの価値が、建物そのものにあるのです。ライトアップされた夜の建物も、昼間とは一味違う美しさをかもし出しています。