日本の歴史上、初めて御堂筋の名が現れるのは1615年です。徳川と豊臣の戦いとして有名な「大阪夏の陣」、その落人狩りなどを記録したのが徳島藩の「大坂濫妨人落人改之帳」ですが、その中に「捕らえられた男性の居場所は大坂御堂筋」といった内容の記述があります。しかし江戸時代以降の御堂筋は現在の8分の1ほどの道幅しかない、人通りの少ない通りでした。現在のような主要幹線道路に変貌を遂げたのは大正時代になってからです。当時の市長であった關一による都市計画によって現在の道幅に拡幅されたのです。
かつて毎年10月になると「御堂筋パレード」が行われていました。1983年に大阪城の築城400周年を記念してスタートしたパレードです。このパレードは2007年まで続き、現在もその後継イベントが毎年同時期に開催されています。これとは別に、南海ホークス、阪神タイガースの優勝パレードも行われたことがあります。12月のイルミネーションも見もので、淀屋橋交差点から難波西口交差点までの区間、木々が華やかな電飾によって彩られます。大阪のクリスマスの風物詩となっているのです。
ウォーキングツアーならではの、各スポットでのお話が楽しかったです!
JR大阪駅でよくテレビ中継に使われる場所がある、これは地元の人ならではの話。そして、御堂筋でこれまであった野球の優勝パレードのこと。中之島では歴史ある建物、新しい建物それ... 続きを読む
長年暮らした街ですが、知らない事も一杯あって、改めて楽しかった。嬉しい再発見でした。
これからも、再発見してみます。旅行者目線で自分の街を見る事ができました。