国営武蔵丘陵森林公園は埼玉県比企郡滑川町と熊谷市に位置する比企北丘陵にある国営公園です。周辺地域では「森林公園」と呼ばれ親しまれています。園内バスが運行しているほど敷地は広く、マラソンコースは5kmと10kmの2コース、サイクリングコースはなんと全長17kmと本格的です。アクセスは、車なら関越自動車道東松山ICから約10分です。公共交通機関では、東武東上線「森林公園駅」からバスを利用します。土日祝は直通バスがあり便利です。あるいはJR東日本高崎線なら「熊谷駅」からのバス利用となります。
歴史
国の明治百年記念事業の一環として、1974年7月に全国初の国営公園として開園しました。1989年には「日本の都市公園100選」に選定されています。1988年から2005年までは「ウォーターランドプール」という大型レジャープールが夏期に営業していましたが、現在その場所は芝生広場と花畑になっています。また、園内には鎌倉街道跡と伝えられる道が残されており、森林公園駅から公園内にかけて、中世の城跡などの史跡を巡ることもできます。
見どころ
関東最大級のヤマユリの名所でもある園内では、7月中旬から8月上旬にかけて、いたるところでヤマユリが見られます。11月には楓の紅葉が楽しめます。そして、キッズドームや水遊び場、日本一大きなトランポリンなど子供向け遊具はもちろん、大人も楽しめるアスレチックコースもあります。ドッグランもあるので、家族みんなで満喫できるのが魅力です。たくさん遊んだら、レストランやバーベキューで食事を楽しむこともできます。また、日本オリエンテーリング協会公認の常設コースも整備されています。
