小室山は1万5000年前の噴火によって誕生しました。溶岩のしぶきが火口の周辺に降り積もって、スコリア丘を形成した火山です。5億3000トンといわれる大量の溶岩を放出し、周辺に溶岩台地を形成しました。昭和になると避暑地としても開発され、自然の豊かな別荘地が誕生しました。市民の憩いの場として、市営総合グランドやテニスコートと野球場が造成されました。平成20年4月1日には小室山山頂に小室山森のぞうがん美術館が開館しました。
小室山公園は35,000平方メートルの広大な敷地を有しており、40種類にも及ぶ約10万本のつつじが植えられています。4月下旬から5月上旬には、つつじ祭りが開催されます。赤いじゅうたんを敷き詰めたような景色は圧巻のスケールです。つつじのほかにも、12月から4月にかけて、4,000本のつばきが咲き誇ります。公園の随所には桜も多く、一年を通して花見を満喫できます。小室山山頂からは、富士山から伊豆諸島さらには天城連山まで、ぐるりと一望できるパノラマビューを体感できます。
山頂はあまりにも狭くて特段遊ぶことは出来ませんが、山頂からの景色は最高でした。リフトも懐しく感じました。