大瀬崎は別名琵琶島とも呼ばれています。 日本一の富士山が海の向こうそびえたつ絶景は、昔から名勝としてとても有名であり、 最近では海外にも名を知られるようになり、たくさんの観光客が訪れています。大瀬崎は静岡県沼津市にあります。アクセスは東名高速道路沼津I.Cより国道414号経由で県道17号線を使って約1時間20分です。電車を利用の場合にはJR東海道本線 品川駅乗車、三島駅で下車して、伊豆箱根鉄道に乗り換えて、伊豆長岡駅下車となります。
歴史
大瀬崎は白鳳13年に発生した大地震に伴って海底が隆起して、琵琶島となったのが始まりとされます。その後に砂洲が形成されたことで陸地とつながって現在の姿となりました。1970年頃から観光事業が本格化したのは東海道新幹線三島駅の開業や東名高速道路の開通によるところが大きいです。遠浅の海と海水の透明度が人気を呼び、1982年頃からダイバーが多く訪れるようになりました。その後もダイバーは増え続け、現在は日本有数のダイビングスポットとなっています。
見どころ
大瀬崎は天然記念物となっているビャクシン樹林が群生していることで有名です。 大瀬崎の先端には淡水池である神池が存在します。海から間近なのに淡水なので、伊豆七不思議の一つに数えられています 。海の守護神として知られる大瀬神社は漁師が奉納した絵馬などが多数現存していて、 県の指定有形民俗文化財に指定されています。海水がとてもきれいでサンゴなどが繁殖してる海は、スキューバダイビングには最適とされています。そのため、年間を通して多くのダイバーが訪れます。