JR原宿駅から明治通りへ向かう約350メートルの商店街を、竹下通りと呼びます。女子中高生を中心とした若年層を中心に、休日の昼間には大変な賑わいを見せます。立ち並んでいる販売店は、若者向けファッション店が多く、流行の発信地として知られています。一方で流行の早さに比例して、店の移り変わりが早い事でも有名です。最近では、竹下通りから少し外れた道沿いにもファッション店が並ぶようになり、「裏原宿」と呼ばれ栄えてきています。
歴史
竹下通りが有名になったのは、昭和50年代の事です。クレープを歩きながら食べる光景がテレビを通じて紹介され、竹下通りを象徴する姿となりました。また、近くの路上でダンスパフォーマンスする若者が現れた事で集客が爆発的に増え、社会現象とまでなりました。その後も、タレントショップやストリートバンド等、話題に欠かない事で、各地方の修学旅行生が東京で1番行きたい場所に選ぶまでになりました。
見どころ
現在でも商店街の賑わいは変わらず、若者たちで溢れかえっています。商店街は毎日歩行者天国となるのでのんびり歩ける事が賑わいを助長しているのでしょう。タレントショップもいまだに多く有りますが、アニメやヒップホップに特化したマニアックな店も増えています。流行自体が多様化しているので、お店も同様に多様化してきているのが分かります。また、観光地として外国人観光客向けマップにも紹介され、クレープ片手に歩く外国人の姿も多く見られます。