甲斐善光寺には、3つの宝物が納められていることでも有名です。その3つは「金堂・山門」そして「御本尊善光寺如来」「日本一の鳴き龍」となります。なんといっても、一番の見所は、この「日本一の鳴き龍」ではないでしょうか。 金堂中陣天井に描かれている、真っ赤な龍・巨大な龍が二匹描かれています。これを描いたのは、江戸の画家希斎です。今にも、眼前に飛び出してくるかのような迫力が見るものを圧倒します。面白い事に、この場所で手をたたくと、多重反響という共鳴現象がおきます。これが、いわゆる「鳴き龍」と言われている所以なんです。次に見逃せないのが、国の重要文化財にも指定されている、「御本尊善光寺如来」です。このご本尊は、1195年、時は建久六年に尾張の僧定尊が、秘仏である信濃善光寺の前立仏として造立したものにります。僧定尊は、この像より、如来の夢の告げを得て勧進に行脚し、四万八千余人もの寄進を得たといわれいます。
善光寺のご本尊は、絶対秘仏のため拝むことはできません。そこで、この鋳造されたのが本尊と考られ、文化史的にも大変貴重な存在として、位置づけられているのです。そして、金堂は、善光寺建築に特有の撞木造(しゅもくづくり)とよばれる形式で、これも見所の1つです。金堂下には、「心」の字をかたどる、お戒壇廻りもあり、鍵を触れることによって、御本尊様と御縁を結ぶことができることでも有名で、必ず訪れたいところでしょう。
武田神社は時期的に七五三のお参りが多く駐車場待ちの列ができていましたが、先に降ろしてもらって駐車場待ちの時間を無駄にすることなく観光できました。全て運転手さんにお任せで楽でした。