青木ヶ原樹海は、864年に起きた大規模な噴火活動により、溶岩地帯が形成され、その後、長い時を経て針葉樹や広葉樹が育ち、原生林が作られました。樹海の内部を歩くことで、こういった歴史の厚みを肌で感じることができます。
青木ヶ原樹海の見どころは、何と言っても外界と明らかに異なる独特の雰囲気にあります。内部は午前中であってもうす暗いですが、観光に向いているきちんとした遊歩道が何本もありますので、「樹海に入ると迷って出られなくなる」と言うことはありません。基本的に同じような景色が続きますが、きのこが生えていたり、変わった形の木が生えていて楽しませてくれるでしょう。