ペトラは、2000年以上前にヨルダン南部に定住したアラブ人の一族ナバテア人の遺跡です。しかし、紀元前1200年頃から、エドム人たちがペトラ付近に居住していたと考えられています。エドム人たちの詳細については、 いまだ解明されていませんが、紀元前1世紀ごろから、エドム人達を南へ追いやったナバテア人達が居住しはじめたと言われています。ペトラの位置が、貿易に有利な場所であったことから、ナバテア人はアラビア付近の貿易で栄え、また、ペトラもナバテア人の有力都市として栄えました。
ペトラの魅力は、壮大な砂漠に懇々と存在する姿、その自然に魅了されます。また、遺跡の入り口に始まり、ペトラの遺跡達は宝物殿、寺院や劇場、埋葬上などなど、考古学的にも謎とされているものが多数あります。また、建築物はたくさんの時代の建築様式に影響されているものばかりです。入口を入ればそこはもう謎の古代都市です。是非、実際にその足で、歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
日本語ガイドさんをお願いしました。若干日本語がたどたどしい部分もありましたが、ペトラ遺跡も含めていろいろ話を聞けました。結構遺跡で歩きますので、ある程度の年齢までに行かれることをお勧めします。