クイーンビクトリア公園は、カナダのオンタリオ州、ナイアガラフォールズにある公園です。カナダとアメリカの国境にある馬蹄型のカナダ滝に面しています。1885年に設立され、1888年に開園し、ナイアガラフォールズの観光レクリエーションエリアの中心的存在となっています。また、公園は水仙とバラの花の名所としても知られており、季節になると、美しい花のカーペットが広がります。毎年冬に行われる、光のフェスティバルでも主要なスポットです。
歴史
クイーンビクトリア公園の場所は、もともとはナイアガラ川上流の川底でした。19世紀になると、多伎へと続く階段が作られ、宿やホテルが建ち始めました。最初に公園を作る計画が持ち上がったのは1885年で、1888年に正式に開園しました。1896年には、グリーンハウス、1903年にはビクトリアパークレストラン、1937年には、オークスガーデン劇場が作られました。1941年には、レインボー橋がつくられ、その周辺はレインボーガーデンとなりました。
見どころ
クイーンビクトリア公園の見どころは、4月から5月にかけて、美しく咲き誇る50万本の水仙の花です。花祭りのパレードも行われ、公園の目玉となっています。緑あふれる整備された公園なので、散歩にもぴったりで、野生のリスが可愛らしく駆け回る姿も見られます。遊歩道からは、雄大な滝の姿を望むことが出来るので、車の往来などを気にすることなく観賞できます。観光客だけでなく、地元の人のジョギングコースとしても利用されている憩いの場です。