コイトタワーは、サンフランシスコにあるテレグラフヒルの頂上に位置している、180フィートの高さを持つタワーです。展望台からはサンフランシスコのダウンタウンや湾など、市内の多くの場所を一望することができます。タワーの一階には、当時のカリフォルニアでの生活や起きた出来事などをモチーフにしている、芸術家によって描かれた壁画があります。タワーの丘を登るバスは、フィッシャーマンズワーフの近くから出ています。
見どころ
コイトタワーの名称はサンフランシスコの開拓者の一人である女性リリー・ヒッチコック・コイト氏に由来します。彼女がサンフランシスコ市に寄贈した遺産によってコイトタワーは建設されました。 エレベーターで上がった展望台からは高いビルが密集するダウンタウン、ロンバードストリートを代表する坂の街の景色、ゴールデンゲートブリッジがかかるサンフランシスコ湾などサンフランシスコの様々な表情を360度の大パノラマで展望することが出来ます。さらに、タワーは夜にはライトアップされ、海辺にたたずむその姿は幻想的な雰囲気をかもしだします。 展望台からの景色の魅力もさることながら、タワー1階にある壁画も一見の価値があります。壁一面には25人の芸術家が参加したフレスコ画が描かれています。世界恐慌時代の町や人々の生活などをモチーフにされており、当時の様子を伺い知ることができる貴重な歴史的資料となっています。 コイトタワーがテレグラフヒルには、チャイナタウン、ノースビーチ、フィッシャーマンズワーフ、フィナンシャル地区、ノブヒルが隣接しています。中でもピア39やギラデリスクエアなどで有名なフィッシャーマンズワーフからコイトタワーへはバスが直接通っています。
