創業者のポール・ライト氏は60年代にマレーシアに住んでいた際、熱帯の蝶の美しさに魅了されたのです。1968年にキュランダを訪問した際、ポールは地元の人や蝶とふれあい、北クイーンズランド州の熱帯蝶の多様性と美しさは、彼がマレーシアで見たすべてのものに等しいと感じたのでした。ケアンズのちょうど27キロ西に位置するキュランダは、蝶の自然の生息地であることと人々がアクセスしやすいことにおいてうってつけの場所でした。鳥小屋とその中の庭には、設計、構築、景観のために3年を費やしました。正式に1987年にディー・フロー・ベク‐ピーターソンによって開かれ、世界最大の蝶鳥小屋としてギネスブックに載りました。
オーストラリアン・バタフライサンクチュアリは3666平方メートルの巨大な園内には地元に生息する約2000羽の蝶が飛び交うキュランダの人気スポットです。あざやかな青が美しい、幸福を呼ぶといわれているユリシス(オオルリアゲハ)は必見です。ユリシスは3回見たら幸せになるといわれています。園内は蝶が放し飼いになっているので、間近で干渉することもでき、肩や腕にとまってくることもあります。繁殖も行われており、さなぎをみることもできます。
幼虫やさなぎの飼育も見れます。天国に行ったんじゃないかと思うくらい蝶々が舞っています。すごーくゆっくり過ごしても40分程度です。さっさと見れば10分でも観覧可能です。