ヒッポズヤーンとはその名の通り、カバのあくびに似ているオーストラリアにある岩のことをいいます。この岩があるのはパースから片道5時間ほどの場所にあるウェーブズロックのすぐ側にあります。このウェーブズロックもその名の通り、大きな波のように見える岩壁のことです。この岩は岩の上にウォーキングコースがあり、壮大な眺めを楽しむことができるようになっているのです。そしてヒッポズヤーンはここから東へ1分ほど行った場所にあります。
歴史
ヒッポズヤーンは、オーストラリアでも古くからアボリジニが利用していた土地ですが、現在は景勝地として有名です。この岩は昔アボリジニの女性が出産をする時に使用しており、小さな横穴の岩になっているのです。角度によってカバのあくびっぽく見えるので、いろんな角度から眺めてみるのがコツです。
見どころ
またここではアボリジニが書いた壁画を見ることができます。有名ですぐに見つけられるのは手形で、その他にもわかるのが犬のような動物も書かれています。岩といってもその大きさは人間の何倍もあり、横穴自体の天井も一番高い場所で男性3人分ほどの高さがあります。天井が斜めにけずられているという感じで、それによってカバが口を開けているように見えるのです。岩の色もカバの皮膚に似た色をしているので尚更そう見えるのでしょう。ウェーブズロックとは目と鼻の先ということもあって、こちらの岩とはセットでツアーになっていることが多いです。周りには自然のものしかありませんので現地の自然のパワーを思い切り吸収してくるのも良いのではないでしょうか。