【オンライン・アカデミー／ONYVA!】ノートルダムの現在（いま）2022　*録画販売中（視聴期限は12/16まで）

2019年4月15日パリの華ノートルダム大聖堂が炎に包まれ、崩壊していった大聖堂の屋根や尖塔を私たちは忘れることはできないまま３年7か月余り。
2024年のオリンピックまでに今まで通りの姿に蘇らせるというマクロン大統領の熱い思いのもと...進められている様子をONYVA!ツアー「ノートルダムの現在（いま）2022」で知ることができました。

　灰色の空から時折薄日が射す美しい初冬のパリ。サンミッシェル広場から始まり、ポン・ヌフ橋から、ぐるりと見渡す美しいパリに思わずため息がこぼれます。
　パリ発祥の地だけに魅力満載のシテ島ですがまずは裁判所に置かれている彫刻をみて、美術の決まり事“アレゴリー”を学びます。知っていると楽しくて面白いけれど、少々ややこしくて頭が混乱！トラベルパートナーのエロディさんと中村さんの掛け合いが楽しいです。

　ツアーの後半はいよいよノートルダム大聖堂に向かいます。細分化された修復の様子をフランスらしくわかりやすいイラストで描いて大聖堂の前に展示し、そのパネルとともにスタッフの皆様が事前に情報を収集してくださり、それを私たちに詳しく優しい言葉で中村さんが語ってくださっています。
　焼け落ちてしまったものを一つ一つナンバリングして仕分け、無傷であったパイプオルガンもすべて解体してパイプの中の誇りを丁寧に取り除き元の場所に収められ再び荘厳な賛美の音を奏でるのでしょう。炎から幸運にも守られた沢山のステンドグラス、12世紀のバラ窓も丁寧に外されて修復されて再び元の場所にはめられて美しい輝きを再び放つことになるのでしょう！

　世界中から集められた寄付金で修復は行われ、フランス以外の国々からこの修復のために人が集まってきていることを教えていただきました。
　現代の知恵と技術と何よりも大聖堂を蘇らせるのだという人々の篤い思いが気の遠くなるような作業の一つ一つを丁寧に確実に進めているのだと思います。
　ユネスコのベニス憲章にのっとって修復は行われているそうです。素晴らしいですね。
今回も素敵なONYVA!ツアーをありがとうございました。

前回のノートルダムも素晴らしかったですが、今回も素晴らしい内容でした。家族で楽しむことができ、ありがとうございました。

一年半後に迫ったオリンピックに向けて急ピッチで修復の進むノートルダム。火事が起こった際はニュースを信じられない思いで見ておりましたが、改修完成に向けて全ての人が力を合わせて取り組んでいる，という事実に心を打たれました。あんなに個人主義で自己...主張の強いフランスの人達が(偏見ですが笑笑)こんなに団結できるなんて！
工事現場の覆いに描かれた漫画調の説明もオシャレ。フランス語の読めない(残念な)私たちのために、おまけ映像でしっかりご解説いただいてありがとうございました