【1名様から催行】 別寒辺牛湿原カヌーツアーロングコース 全長9kmの川下り 太古の自然の残る生き物の楽園へ！＜4～10月／おやつ付き／厚岸町コンキリエ発着＞

厚岸霧多布昆布森国定公園（あっけし きりたっぷ こんぶもりこくていこうえん）は釧路湿原の国立公園と比べると約1.4倍の国定公園。公園内の指定区域である厚岸町の別寒辺牛湿原は、ほとんどが手つかずの自然のままとなっています。美しくも自然の厳しさを残したままの湿原には、ときには川幅に倒木がせり出していることも。（もちろんガイドが同行するので大丈夫！）
澄んだ空気と静かに流れる川の音と野鳥のさえずり…。そんな自然の中をカナディアンカヌーで下っていきましょう。ツアーでは公園の第３種エリアから第1種エリアを下る全長約9kmのコースへとご案内します。

一度に全域を見渡すことができないほどの広大な湿原！ヨシ、スゲの広がる低層湿原、ヒメシャクナゲやツルコケモモの繁殖する高層湿原があり、近距離までエゾシカ、ヒグマなどの動物が時折姿を現してくれることもあります。
こちらの湿原の養分は川を流れ、厚岸湖へと運ばれ、厚岸名物のカキが育つんだそうです。

別寒辺牛川では、5月下旬ごろにカワセミが渡ってきて子育てのシーズンとなります。カヌーでカワセミの縄張りに入ると、まるで道案内をしてくれているかのようい追いかけっこが続きます。
オレンジとコバルトブルーの可愛らしいカワセミに会えるのをお楽しみに♪

野生のエゾシカが、大好物のフトイ（水路などに多生する大型の多年草）を食べるために湿原に入っていることも。至近距離にドキドキ！

夏のカヌーを彩ってくれるのが、ホザキシモツケ。ふわふわでピンク色の花がかわいらしい♪バラ科の植物ですが、あまり香りはしないんだそう。

午後1時から午後3時頃の時間帯にだけ咲くヒツジグサ。名前も、未の刻（ひつじのとき）頃に咲くためその名が付いたんだそう。開花シーズンは7～9月頃。別寒辺牛川流域の一部で見ることができます。午後ツアーにご参加の場合は、ぜひ探してみてくださいね♪

ラムサール登録地となっているののエリアの湿原や水鳥などの動植物への理解を深めるための拠点として建てられた水鳥観察館。
1Fには展示室、レクチャールームがあり、大スクリーンで湿原の様子をみることができます。2Fからは、雄大な湿原の景観や渡り鳥たちを観察することができます。