坂本まちあるきツアー 比叡山延暦寺の門前町・坂本を巡る！穴太衆積みの石垣と里坊の街並みに歴史を感じる旅 ＜3時間／約3.5km／大津市＞

奈良時代後期に伝教大師最澄によって開山されたと伝えられている生源寺。最澄の生誕の地で、境内には最澄の産湯と言われる井戸が残っています。

坂本の町には、穴太衆積みの石垣が見事な里坊が今数多く残っていますが、滋賀院門跡はひときわ背の高い石垣と白壁に囲まれています。江戸時代初期に天海大僧正が京都・北白川の法勝寺を移し、のち後水尾上皇から滋賀院の号を賜ったと言われており、小堀遠州の作庭とされる国指定名勝庭園や狩野派の襖絵でも知られています。

天海大僧正の廟所。境内には、江戸時代以降の歴代天台座主の墓があり、徳川家康や紫式部の供養塔や、高島市の鵜川四十八体石仏のうちの13体が並んでいます。

全国3800社の日吉・日枝・山王神社の総本宮。4月には湖国三大祭の1つ山王祭が行われ、滋賀県屈指の紅葉の名所でもあります。また、神猿(まさる)さんと呼ばれるお猿さんが境内に飼われており、猿の装飾なども多数あります。「まさる」は「魔が去る」「勝る」に通じ、大変縁起のよく、神の使いで魔除けの象徴となっています。

※三宮と牛尾宮は麓の遙拜所のご案内となります。

湖国三大祭の一つ『山王祭』の重要な神事「宵宮落とし神事」が行われる場所で、御子神の誕生を象徴する儀式の舞台です。

元里坊（延暦寺僧侶の隠居地）。庭園は八王子山を背景に滝や築山が配置され、主屋の座卓には庭園の景色が映り込む美しさが魅力です。