太閣国立公園は、もともとタイヤル族が住んでいた地域でした。彼らは、農耕と狩猟で生活をしていました。 ある時、タイヤル族のうち、東セデック亜族の太魯閣族とタウサイ族は、東と北を目指し大規模な移動をしました。 そして部落は増え続け、 1930年 太魯閣山中には79の部落がありました。 1914年5月31日「太魯閣征伐軍事行動」がなされ、約60日の激戦の末、太魯閣族の集落は日本の統治下に置かれ、戦後になると彼らはこの地を離れていきました。
太魯閣峡谷は、大理石の岩山が、長い年月をかけて川に浸食されてできた岩石が連なっています。 太魯閣観光のコースは、 天祥の旅客サービスセンター を起点とし、山麓の太魯閣国家公園管理処までバスなどで観光します。 渓流は山に沿って流れていて、 徒歩の場合は、 20km、5時間かかります。 道中には緑水地質展示館があり、赤い慈母橋から2kmは、緑水歩道となっています。 歩道の頭上に尖った岩があり、徒歩で行く場合は 頭をぶつけないよう、 ヘルメット着用が義務付けられています。
行きはホテルから台北駅まで案内がつき、帰りもガイドさんが花蓮駅でお土産屋さんの場所やお勧めのお菓子まで教えて下さってからのお別れと至れり尽せりで、とっても安心感がありました。