■1日観光です。
1泊2日のツアーの体験談ではありません。
■まず朝、7時に泊まっていたホテルにお迎えが来てくれました。
この日のガイドさんはキョウさん、ドライバーはシュウさん、車種はホンダのオデッセイでゆったりとしていました... 続きを読む。ちなみに参加者は自分たち2人だけ、同じ日の参加者が増えたらまた車種等変わりそうです。
■最初の目的地は【忘憂森林】
なんと台北市内から3時間掛かるとのこと。
この時点で中々個人では行くのが難しい場所なんだ、と改めて思いました。
車に揺られること1時間ほど経過した頃、サービスエリアに到着したので、そこで軽く朝ごはんを食べました。滞在時間は30分ほど、サービスエリア内は広くて売店やパン屋等日本のサービスエリアと良く似ていました。大型バスもたくさん留まっていたので、定番のサービスエリアなのかもしれません。
■再び車に乗り込み、つづら折りの山道を登り続けるとようやく到着!
と、思いきやまさかのそこで更に別の車に乗り換えるとのことで、4WDの三菱自動車、デリカに乗り込んだら凄い急な坂を登り始めたではありませんか。日本じゃありえない急角度で、45度は言い過ぎかもしれませんが、恐怖とスリルを味わえたので良しとします(笑)
■車から降りたら森の奥へとぬかるんだ道を歩きます。
雲の中なので湿った空気が肌に纏わりつきます、そして足元をよく見ないと泥沼に沈みます。靴は出来たら浸み込まないような、でも汚れても大丈夫な靴が良いです。絶対に。
■5分ほど歩いたら目の前には透明な池の中に死んだ木が立つ、不思議な光景が広がりました。曰く、30年ほど前に起きた地震で出来上がった自然の賜物のようで、雨が降ると池となるそうです。ということは、干上がってる時期もあるのかもしれません。
■池の奥まで歩いて満足したら、再び三菱がデリカに乗り込み来た道を戻ります。登りと下り、どちらが怖いかと聞かれたら、どちらも怖いです。駐車場に戻ったら靴を洗う場所があるので、汚れてしまった場合はそちらでブラシを使いつつ綺麗に出来ます。気が利いてて凄くとても助かりました。
■山道を折りながら次の目的地である【日月潭】に向かいます。
その前に、地元の料理屋さんでご飯を頂きました。
タケノコをたくさん使った料理で、豚の角煮からお魚の揚げ物まで種類は豊富、天気が良ければ是非テラスの席が良いと思います。川の音も聞こえて涼し気です。
■車に揺られる事1時間、少しずつ観光バスが増えてきて第二の目的地である【日月潭】の【向山ビジターセンター】へ到着しました。そのプラザは独創的な形をしていて、ガイドのキョウさん曰く日本人デザイナーさんがデザインしたもののようです。誰だろうと調べたところ團 紀彦氏だそうです。
■少し散策した後は日月潭の湖畔を見ながら【文武廟】へ。
学問の神様である孔子と武術の神様である関羽を祭ったお寺とのことです。日本では学問の神様というと菅原道真ですが、台湾では孔子だそう。展望台から再び日月潭を見ながら、ポエを使った台湾の衛星の逸話などを教えて頂きました。日本のお寺と色々違っているので、見ているだけでも刺激を受けました。
■再び高速に乗って、最後は【高美湿地】へ向かいます。
【高美湿地】は海の中に風力発電機が並ぶ、あまり今までに見たこと景色でした。時刻は夕方だったため少し傾いた太陽が海をオレンジ色に染めていて、ノスタルジックな雰囲気を醸し出していました。人は少し多かったですが、それを補っても余りある景色に満足です。
■そして【台北市内】への帰路につきます。
車内では台北や台湾のお話をキョウさんが色々と教えてくれて、楽しかったです。例えばドラゴンフルーツの話や、台湾原住民の話、タクシーのナンバープレートの話など―。やはり日本とは少し文化が異なるため、些細な事でも知ることが出来て嬉しかったです。
■私たちが参加した日はとても天気が良くて、いずれの観光地でも良い写真が撮れました。しかし勿論それは運が良かっただけで、雨に見舞われることもあると思います。なので事前に傘などを準備しておくと安心できると思います。
■周りには日本人が全然いなくて、観光バスも韓国や大陸の人たちのものばかりだったので、たぶん恐らく個人ではあまり気軽に回れるコースではないようです。ですが、このツアーなら台湾の秘境のような、訪れにくい場所も行けるのでお勧めです。
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