アイルランド国立博物館は首都ダブリンにあり、大理石の円柱をもつ円形型のエントランスホールが印象的な博物館です。この博物館には、アイルランド国内で見つかった財宝のほとんどが収められており、金細工に関してはヨーロッパ最大級のコレクションを誇っています。
歴史
1877年8月14日、科学・芸術博物館が設立され、Kildare通りの博物館が建設され、1890年に一般公開が始まりました。当初は、コイン、メダル、アイルランドのアンティークなどを中心に展示されました。1921年、この博物物館はアイルランド国立博物館と改称されました。現在は、この場所に、考古学歴史館があります。「装飾芸術と歴史」部門は、Collins Barrack で最初の展示を1997年に行いました。「自然史」部門である自然史博物館は、Merrion通りに1856年から開館しています。「カントリーライフ」部門は、最新の部門で、2001年に開館しました。
見どころ
アイルランドについての知識を深めることができる貴重な機会の上、入館料無料です。【考古学歴史】有名な中世のケルトの金属作品である「タラのブローチ」「Ardagh 聖杯」「コング(Cong)の十字架」は必見です。先史時代からのアイルランドの歴史を時代を追って学べます。【装飾芸術と歴史】アイルランドの家具、銀製品、磁器、ガラス製品、民族衣装などを見ることができます。また、「1916年のイースター蜂起」などのアイルランドの重要な歴史について詳しく学べます。【カントリーライフ】アイルランドの人々が大飢饉の時代から1950年代の終わりまでの数百年の間、どのような生活をしていたかを知ることができます。