滅びゆく天空の町 チヴィタ・ディ・バニョレージョ＆丘上都市オルヴィエート 日帰り観光ツアー＜4～10月／英語ガイド／昼食付／ローマ発＞

小高い岩山の頂上にひそかに佇む町チヴィタ・ディ・バニョレージョ。その空に浮かぶ孤島のような風貌から『天空の城ラピュタ』のモデルになった場所だと言われています。

今から約2500年以上も前に古代エトルリア人によって作られた城塞都市で、ユネスコ世界遺産の暫定候補。万里の長城にも似た一本道が天空へと続くように伸び、たどり着く先の小さな町には中世の家並みが昔の姿のまま残っています。フリータイムをおとりしますので、不思議な魅力を放つ天空の町の散策をお楽しみください。

チヴィタは地震や風雨の浸食によって今も土台が削られ続けており、いつかは町ごと消え去ってしまう運命を背負っています。「死にゆく町」「滅びゆく町」と呼ばれ、現在の住人はわずか10人ほど。しかしながら、その儚くも美しい姿に魅了された人々が世界中から訪れるようになりました。

近年では多くの建物が改修され、新しい発展段階を迎えているチヴィタ。サマーシーズンには観光客で賑わい活気を取り戻しつつありますが、まるで時が止まったかのような独特の雰囲気は変わらずにそこに残っています。限りある時間を大切に生きるこの町の姿に学ぶことはたくさん。時を超えた悲しくなるほどの美しさを心の中に深く刻んでおきましょう。

イタリア中部、ウンブリア州の丘の上に広がる町「オルヴィエート」へご案内します。"世界一美しい丘上都市"とも言われ、ローマから足をのばしてでも訪れる価値あり！

地元のレストランにて郷土料理のランチをお楽しみください。お食事後は、レストランの地下18mにある洞窟へ。エトルリア時代の井戸や貯水槽を見ることができます。

イタリア・ゴシック建築の最高峰とも言われる壮麗なドゥオーモ。オルヴィエートの町の規模に不釣り合いなほどの大きさで、その威風堂々とした姿は圧巻です。内部礼拝堂に描かれた、ルカ・シニョレッリ作『最後の審判』のフレスコ画も必見！