ゴシック地区のバルセロナ大聖堂近くにある食料品市場です。サン・ジョセップ市場のほうが歴史が古く観光客で賑わう有名な市場ですが、このサンタ・カタリーナ市場は市民のリアルな市場として利用されています。近年世界的な建築家によって大々的な改修が行われたことで話題を呼んでいます。サン・ジョセップ市場とは違った、普段着のバルセロナの食文化を楽しめるエリア。ショッピングだけでなくここで朝食を済ませる市民も少なくありません。まさに地元の朝市ともいえる新名所です。
歴史
サンタ・カタリーナ市場のある場所には、かつてゴシック様式の聖カテリーナ・ドミニコ修道院が建っていました。しかし19世紀半ばに修道院は取り壊され、地域労働者むけの食料配給所が建設されました。これが現在の市場の前身で、市場の名称は修道院の名を受け継いだものです。20世紀になって老朽化した市場の再建が行われました。世界的な建築家エンリク?ミラレスとベネデッタ・タリアブーエの設計で現代的に変貌したのです。かつての建築の一部は歴史遺産として保存されています。
見どころ
このサンタ・カタリーナ市場へのアクセスは、バルセロナ大聖堂から徒歩で出発することをおすすめします。聖堂方面からの起伏を利用して、バルセロナらしい鮮やかで現代的な市場の屋根が一望できるからです。地元密着のディープな市場に興味のある人には、サン・ジョセップ市場よりもこちらの市場がおすすめです。市民の日常的な風景の一端を楽しむことができるからです。ただサンタ・カタリーナ市場のお店は午後の早い時間に閉まってしまうので、朝食前の散歩がおすすめです。