オンネトーは、北海道足寄郡足寄町東部・阿寒国立公園内にある湖です。名前はアイヌ語で、「年老いた沼」、あるいは「大きな沼」の意味です。阿寒国立公園内に位置しています。雌阿寒岳の噴火により、西麓の螺湾川の流れが止められてできた堰止湖で、湖水は酸性で魚類は棲めませんが、エゾサンショウウオと、ザリガニが棲息しています。湖面は刻々と色を変えることから、五色沼の別名もあるようです。波のない時には、雌阿寒岳と阿寒富士を映し出します。阿寒湖から近い湖沼ですが、流出河川の螺湾川は西方の十勝方面へと流れてます。
見どころ
オコタンペ湖、東雲湖とともに北海道三大秘湖の一つとされていますが、湖畔には散策路が設けられ、国設野営場もあるなど、他の2つと比べますと周辺の整備は進んでいまする。オンネトー野営場と雌阿寒温泉は、雌阿寒岳の登山口となっています。北東に約2km進んだ雌阿寒温泉には、国民宿舎とユースホステル、民宿があります。