氷平線ソリ＆氷下待網漁見学ツアー 伝統的な漁を見学！氷に開けた穴から、大量のお魚が…！＜60分／1月～3月／別海町＞by野付半島ネイチャーセンター

まずはそりに乗りこみ、漁場まで向かいましょう。真っ白な氷平線の上を走る幻想的な移動時間を楽しんで。

日本最大の砂の半島、野付半島（のつけはんとう）。半島の内側の野付湾は海ですが、厳冬期（1～3月頃）になると、一面が凍ってしまい、平らで広大な真っ白な平原が出現します。
砂嘴である野付半島には山がないため、空の大きさ、広さもピカイチ！水平線ならぬ、氷平線を見る事ができますす。

雄大な景色の中を進むソリ。そこはあくまでも海の上です。氷が厚いところも薄いところもあります。安全に楽しむためにはツアーに参加して、ガイドの案内に従いましょう。
もちろん、ガイドは安全面だけではなく楽しみ方もご案内します♪冬ならではの光景や、生き物たちについてetc....ガイドがたっぷりご案内します。

野付湾の漁師たちが明治時代から行ってきた伝統の漁、氷下待網漁。氷点下20℃にもなる野付半島の冬。ツアーの前日の夜、分厚い氷に穴を開け、穴の中に網をしかけます。翌朝、網を引き上げると、氷の穴からなんと大量の魚たちが…！
漁師さんたちは、長年の経験と勘で、氷の上からでも魚たちの泳ぐコースがわかるんだとか！

取りすぎた魚は氷の上に残し、オジロワシやオオワシたちへおすそ分け。寒く厳しい地域だからこそ、自然と人間と動物が寄り添い生きる。昔からの慣習が受け継がれています。