アイヌ語で「大勢で歌うこと」を意味するウポポイ。ウポポイ(民族共生象徴空間)は、先住民族アイヌ文化の復興と発展の拠点として、2020年7月に北海道白老町ポロト湖畔に誕生しました。湖畔には、国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園、慰霊施設、伝統的な生活空間を体感できるコタン(集落)やレストランなどの施設が並び、アイヌ古式舞踊、伝統芸能などのパフォーマンスや楽器演奏、刺繍・調理体験など様々な体験プログラムを通してアイヌ文化・歴史を知ることができます。また、国立アイヌ民族博物館ではプロジェクションマッピングやステージなどの多彩な展示を楽しめるほか、ポロト湖畔の美しい景色を見たり、お土産を買って楽しむこともできます。
札幌からウポポイまでは車で約1時間、新千歳空港からは約40分と好アクセスですので、札幌から少し足を延ばして気軽にお立ち寄りいただけます。電車利用ですと最寄り駅のJR白老駅から徒歩10分ですが、周辺の縄文遺跡群やアイヌ文化が色濃く残る二風谷コタンなどを1日で効率良く巡れる札幌発バスツアーが便利でおすすめです。アイヌ文化の心に触れる旅をしに来ませんか?