白鳳の年の天武天皇の頃(673年)に呪術師であり修験宗の開祖とされている役行者が創建した僧坊です。文治元年(1185年)には兄源頼朝に追われた源義経と、静御前が弁慶らとともに隠れ住みました。ここには数々の遺品が残されています。その後、延元元年(1336年)に御醍醐天皇が京より行幸され、吉水院を皇居としました。南朝時代はここからはじまり、現存する南朝時代唯一の行宮となっています。明治に入り、神仏分離政策がとられたため、明治8年(1875)に吉水神社と改められました。
吉野山周辺では桜の木をご神木として保護し、植え続けられてきたため、現在では200種約3万本の桜が吉野山全体を覆っています。麓から山頂にかけて、桜が咲きあがっていくので、長い期間桜が楽しめ、桜の名勝として境内からはすばらしい景観が一望できます。文禄3年(1594年)には豊臣秀吉が盛大な花見の宴を催し、その時に御醍後天皇の玉座の修繕などを行なったと言われています。数多くの寄贈した宝物が、今の書院内に義経、静御前、弁慶の潜居の間などと共に重要文化財として展示されていて、悠久の歴史に浸ることができます。また、書院裏庭には邪気祓い所の北闕門があり、勇気と希望を与える究極のパワースポットとして人気が高まっています。
吉野までの往復の経由地のガイド話も大変興味深く 吉野の千本桜もスムーズに 疲れることなく見ることができ タクシーツアーにしてよかったです。オススメです。
吉野コースに参加しました。
南北朝時代の歴史に興味があるので、通常ルート以外に城跡と考えられる場所にも立ち寄ってもらいました。
オリジナルの経験ができたと思っています。
どうもありがとうございました。