多くの苦難の末、中国より来日した鑑真大和上は、東大寺から新田部親王旧宅地をいただき、759年天平宝字3年に律宗の戒律を学ぶ人や僧たちのために修行道場を開きました。鑑真和上のこの私寺を、唐律招提と名付け始めたころは、奈良時代にこの寺創建と同時に建立された宝蔵や旧宅を改造し造られた高床式で、日本最古の校倉の経蔵、講堂などがあるだけの修行道場でした。弟子の一人如宝が完成したといわれている金堂は、8世紀後半の建築物として代表的な姿を今に伝えています。現在、奈良時代建立の金堂、講堂が天平の息吹を伝える、貴重な伽藍となっています。
唐招提寺には奈良時代建立の金堂、講堂をはじめとして多くの国宝、重要文化財があります。また、年中行事も多く、春には鑑真和上の故郷である中国仏教教会より、進呈された花瓊花の特別開園が、御影堂供華園にて期間限定で行われます。中興己梵網会では法要の舞楽奉納が行われています。同日魔除け、病魔退散のご利益があるうちわまきが行われ、僧坊から手渡しを多くの人々が望んでいます。このように一年を通して行事が行われている唐招提寺ですので、多くの国宝や重要文化財を展示されている日に、足を運んでその歴史を楽しむこともできます。
奈良駅から少し離れる観光名所を効率よく回れました。とても良かったです。お昼ごはんもついていてお得でした。
説明が聞きたくて、また面倒じゃないので選びました。たくさんまわれ、知らないお寺まで行け良かったです。がっかりしたのは、昼食、釜めし屋さんなので、楽しみにいていたら、違う。