中宮寺は現在、法隆寺東院に隣接しています。しかし創建当初は現在の位置よりも東側へ400メートルほど離れた位置にあったとされています。現在の位置に移転したのは16世紀末ごろであると推定されており、中宮寺が門前寺院になったのを木に移転したとされているのです。聖徳太子の母である間人皇后の宮殿を寺とした、と伝わっている由緒ある寺院ですが、平安時代には衰微してしまいます。しかし鎌倉時代には復興が図られ、現在も格式高い寺として健在しているのです。
中宮寺の見どころは、本尊である木造菩薩半跏像でしょう。飛鳥時代の作品で、国宝に指定されています。自伝によると如意輪観音とされていますが、この名称は平安時代以降のものであり、造率された当初は弥勒菩薩像であったと推定されています。天寿国繍帳残闕(てんじゅこくしゅうちょう ざんけつ)も国宝に指定されている貴重な品です。保存が非常に難しい染織品が飛鳥時代から残っていることからも非常に希少価値が高くなっています。現在寺院にあるものはレプリカで、本物は奈良国立博物館にあります。
ドライバーさんやガイドさんの接客態度はとても良いものでした。
修学旅行以来の奈良ですが、じっくりと仏像などを観賞出来て満足です。
ありがとうございました。
個人で回りきれないと思いますがガイドさんの丁寧な説明でのお寺巡りと慈光院の住職のお話とお茶のもてなしも奈良の旅の思い出になり充分に満足のいく1日でした。