キーナイフィヨルド国立公園は、アメリカ合衆国のアラスカ州、キーナイ半島にある、広さ2833平方キロメートルの公園です。公園内には、アメリカ最大の大きさのハーディング氷原があります。アラスカ州にある3つの国立公園の中の1つで、年間25万人以上の来園者があります。氷河の入り口から入り、末端まで歩いたり、氷河によって浸食され、複雑な地形を作り出されたフィヨルドや、潮間氷河、海洋動物などを見ることができます。
歴史
キーナイフィヨルド国立公園は、アラスカ国家利益土地保護法により、1980年に設立されました。比較的小規模で、アクセスしやすく、アラスカで5番目に訪問者の多い公園です。公園が設立されて最初に改善が試みられたのは、エグジット氷河へのアクセスです。1982年には、エグジット氷河をフロントカントリーとして、フィヨルドをバックカントリーとして、氷原を荒野としてデザインするための、最終確認が行われ、実行されました。
見どころ
キーナイフィヨルド国立公園の見どころは、エグジット氷河、フィヨルド、氷原など、氷の織り成す世界が楽しめる美しい景観です。スワードは、様々な豪華客船が訪れるスポットにもなっています。レンジャーによって、地上や水中に住む生物の案内をしてもらえるのも、目玉の一つです。トド、ツノメドリ属、イシイルカ、アメリカグマ、シロイワヤギ、ザトウクジラ、オルカなどが、自然に生息している姿を観察出来るのが魅力となっています。