パロネラ・パークの歴史は、約70年前にスペインからホセ・パロネラという移民がやってきたところから始まります。お城に住むことが夢だった彼は、その実現に向け、過酷な労働生活と並行してうっそうと熱帯雨林が茂る荒れた土地をゼロから開拓し、5年以上の歳月をかけて夢がいっぱいにつまったお城と庭園を完成させました。建設当時は大変な賑わいを見せましたパークでしたが、水害や台風、火災などの度重なる不幸にみまわれ、いつしか廃墟と化してしまいました。しかし、1993年、この廃墟と化した地を訪れたあるオーストラリア人夫妻の手によって、パークは復活をとげ、現在にいたります。
パロネラ・パークは、足を踏み入れた瞬間からたくさんの見どころがあります。お城まで続く道のりは緑豊かで、心が洗われる思いです。ホセが一目ぼれしたという力強い滝は見ごたえがあります。途中、ホセが100年は切ってはいけないと言った木々の中に小道が伸びており、恋人同士手をつないで歩くと幸せになれるという素敵な言い伝えもあります。そしてたどり着く、スペイン風のお城。ここは是非、夜ライトアップされている時に訪れることをおすすめします。夢がつまったお城は大変幻想的で、長い時間をかけて夢を実現させたホセのエネルギーが伝わってくるようです。
プライベートツアーなので自分達のペースで観光できて良かった。シェーンさんにお勧めの場所やレストランも教えてもらえたのもよかった。また行く時も利用したい。