短い中国出張の間にどうしても桂林に行きたくなり、西安から日帰り(午前便&夜便)で桂林に行ってきました。残念ながら漓江下りをする時間はありませんでしたが、街が山水画の世界の中にあるので、桂林の雰囲気は味わうことができたと思います。滞在時間は9... 続きを読む時間くらいでしたが、大満足です!
空港で出迎えてくれた日本語ガイドはベテランの李さん。かつて日本の要人のアテンドをされたことがあるようで、桂林や中国のことのみならず、日本のことにも詳しいスーパーガイドさんです。一番好きな日本人の歌手は、山口ももえ。僕もあまり知りませんが...、車の中で日本の歌謡曲のCDを掛けてくれました。日本の懐メロを聞きながらの桂林観光も乙なものです。
一番最初に行ったのが、芦笛岩。ライトアップされた鍾乳洞ですが、色彩が中国っぽいというか、派手です(笑)。色とりどりにライトアップされた鍾乳洞は本当に美しく、神秘的。この日の桂林は気温27度と夏日でしたが、鍾乳洞の中はひんやりとして気持ちが良かったです。ここで男性に必ず行っていただきたいのが、鍾乳洞の出口にあるトイレ(写真あり)。山水画の世界を眺めながら、絶景のトイレタイムを過ごすことができます。実際に中国の眺めの良いトイレ10選に選ばれたとか。
次に訪れたのが、桂林を一望する畳彩山。手軽に登れる展望台として観光客にも地元の人にも人気ですが、頂上からの眺望は絶景です!カルスト台地の地形に街が広がり、世界でここにしかない景色をつくりだしています。絶景を見ながら頂上で食べたアイスクリームが美味しかったです(頂上の売店で売っています)。
次に訪れたのが象鼻山公園。地元の人たちの憩いの場です。川に突き出た岩が水を飲む象に似ているということですが、感想としてはまあまあ(笑)。象に似ているかどうかはさておき、自然豊かなこの公園と時間を愉しむ人たちに心を洗われます。イカダをチャーターして15分程度のクルーズをすることも可能です。
夕方になり、桂林の歩行者天国の正陽歩行街へ。600m程の道の両側にたくさんのショップ、お土産店、屋台、夜店などがひしめき合っています。ドキドキワクワクするのが、食べ物ゾーン。屋内に路地裏風にたくさんの食堂が軒を連ねる「尚水美食街」、地元の淡水魚を辛いスープで煮た(?)料理を出す食堂が続く「好吃街」、そして食べ歩きが楽しい屋台街。どこも中国語が話せないとハードルが高いですが、日本語ガイドさん同行なので言葉の心配なしで楽しめます。料理はどれも美味しそうで、何より安い!地元の人に混じって、桂林の食を堪能しました。
今回は弾丸日帰り観光でしたが、桂林で美しい夕日を見ながら、次は子供たちを連れてゆっくり再訪することを誓いました。
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