龍頭山公園は350年以上にも渡って韓国・釜山の歴史、また、韓国・釜山と日本の歴史を見守ってきたと言えます。1678年に草梁倭館が釜山タワーの辺りに建てられ、かつては多くの日本人が住んでいたと言われています。日本の植民地時代の終わり頃の1944年に公園に制定され、1957年には、朝鮮戦争時に釜山に臨時政府が置かれたことを記念してウナム公園と改名されましたが、1966年に再び、龍頭山公園という名に戻されました。長年にわたって、釜山の市民に愛される憩いの場となっています。
龍頭山公園には歩いて上ることもできますが、南浦洞の商店街からエスカレーターを利用することができます。この長いエスカレーターそのものが釜山の旅の思い出になることでしょう。エスカレーターの稼働時間が決まっているので、利用の際には気を付けて下さい。また下りは徒歩のみです。以下に龍頭山公園での見どころをいくつかご紹介します。 [釜山タワー] 公園の頂上部に釜山をさらに高い所から見渡せる釜山タワーがあります。タワーは釜山のランドマーク、そして、公園のシンボルです。 [花時計] 1973年に造られた大きな花時計です。季節の花を楽しめるとともに、素敵な記念撮影スポットです。 [市民の鐘] 韓国流に地につくように低くかけられているのが特徴です。市民の寄付によって1996年に造られました。 [李舜臣(イスンシン)将軍の像] 豊臣秀吉の時代に日本と戦った韓国を代表する歴史的英雄の像です。 また、公園では、毎週土曜日に韓国の民族伝統パフォーマンスが行われます。(4月ー11月 7月8月は行われない日もあります。)韓国の伝統文化が体験できる素晴らしい機会となることでしょう。
ツアーにより、各日のご予約枠には限りがございます
龍頭山公園 (観光情報) | 釜山(プサン)観光| VELTRA(ベルトラ)
龍頭山(ヨンドウサン)公園は、釜山の中心にある繁華街南浦洞(ナンポドン)に隣接する龍頭山にあります。龍頭山は、標高180mで、海から見ると龍の頭の形に見えることから、その名がついたそうです。そして、この小高い丘に造られた公園が龍頭山公園です。釜山の街と港を見下ろすことができる緑の多い公園です。釜山市民の憩いの場であり、また、国内外からの観光客にとっても、釜山を訪れたらぜひ行きたい釜山の人気の名所です。