城邑民俗マウルは、挑戦時代には済州行政3県のうちの1県で、正義県の県庁があったとされており、現在もこの村で先祖代々伝統を受け継ぎながら住んでいます。この村は、国家重要民俗資料第188号に指定されており、景観が法律によって保護されています。そのため、建物の増改築などを行う際には、国に届け出を出し、許可が下りないと工事を行うことができません。
城邑民俗マウルには、民家・郷校(朝鮮での教育機関)・当時の官公署・トルハルバン(済州島にある石像で「石のおじいさん」という意味)・臼・城址・碑などの有形文化遺産に加え、民謡・民族遊び・郷土料理・民族工芸・方言などの無形文化遺産も、しっかりと代々受け継がれています。この村に入ると、疎らに積み上げられた黒い溶岩石からできた石垣は、島にあるため風が強く吹き付けるので風をよけるために作られています。また、石垣の他にも風よけの工夫がされており、細く曲がりくねった路地を作って家の中に風が入り込むのを防いでいます。また、いたるところでトルハルバンを見つけられます。家の形は独特のかやぶき屋根で、カボチャや野生ウリのツルを這わせて屋根を押さえ、風よけとしています。
ガイドさんがめちゃくちゃ明るくて元気な方で、とても楽しく一日を過ごせました。内容は変更があったのですが、細かい心配りをしてくださり、充実の一日でした。
おすすめできるツアーだと思います。
当日は梅雨の時期で雨だったのですが、たくさん説明などしてくださり、とても楽しく過ごせました!
楽しかったです!