カトマンズのタメル広場内にあるハマヌンドカ(旧王宮)ハマヌンとはヒンズー教のサルの神様のことで、ドカは門のことを指します。ハマヌンドカは二つの建築様式から成り立っています。一つは、17世紀にネパール建築様式で作られ、素晴らしい彫刻が施されています。また、もう一つは、西洋風建築が使われており、19世紀に増築されたものです。外国の要人が訪れた時などに使われています。内部は精巧な木彫りで埋め尽くされています。ダルバール広場から牛が多く休むジャガナード寺院横にある鮮やかな門をくぐり抜けると、ナサルチョークにつながり、旧王宮が見えます。トリブヴァン博物館とマヘンドラ博物館も一緒に見学することができます。
歴史
2001年に亡くなった国王の記念館のようになっており、子供のころに国王が着ていた洋服などがたくさん保存されています。
見どころ
旧王宮の入り口には二頭のライオンの像が出迎えてくれます。門の横には赤い布を被ったハヌマン像もあり見どころの一つです。メイン中庭のナサルチョーク入口左側には恐ろしい顔をしたビシュヌ神が悪魔のはらわたに手を突っ込んでいるという不気味な像もあります。また、ドカの塔は珍しい五重の塔となっています。奥の方には鐘楼に登れるところもあり深泥でいっぱいの王宮となっています。