九份という地名の由来は諸説あります。台湾語では「開墾した土地の持分を9人で分けたもの」の意味があります。また、清朝初期に9世帯しか住んでおらず何か物を買うときには、いつも「9つ分」と言っていたから、とも言われています。九份は一寒村でしたが、19世紀末に金の採掘が始まり、町が発展しました。 日本統治時代には、藤田組により最盛期を迎えました。 路地や石段、料理店などの建物はその当時に造られたものです。 第二次世界大戦後には、金の採掘量が減り、1971年に金鉱は閉山され、町は急速に衰退しました。
九份名物は、 芋圓(お芋のダンゴ )、草仔粿(草餅)、魚丸(魚のつみれ)です。 展望台からは海と野柳風景特定区を眺めることができます。 雨の多い山間部で、霧の中に広がる 赤い提灯に灯された夜景は幻想的です。夜景のおすすめスポットは、豎埼路と阿妹茶酒館です。 阿妹茶酒館はお茶や茶菓子、酒も楽しめます。宮崎駿監督も訪れたことがあり、店内をスケッチされていたようです。金瓜石山鉱山採掘跡地にある黄金博物館では、昔の日本建築をみることができます。
ガイドの方がすごく丁寧に案内してくださり、台湾初心者でも3箇所を回れすごく快適なツアーでした!また、おすすめのお店や台湾と日本の違いや、自分たちだけでは分からなかった事も学ぶことができとても良かったです!