カタルーニャ美術館のコレクションの起源は、1880年に古い礼拝堂に保存されたルネッサンス期の考古資料とされています。その後、万国博覧会に使われた宮殿を改修して1934年に旧カタルーニャ美術館が開館しました。やがて第二次世界大戦が終わると、1990年から新美術館開設にむけた改修計画が進められてきました。イタリアの女性建築家ガエアウレンティによって宮殿が現代的に改修され、2004年にグランド・オープンしたのが現在の新美術館です。
もともとモンジュイック国立宮殿であるこの建物をみるだけでも見応えのある重厚な美術館です。美術館のコレクションで一番の人気作品は、世界遺産に登録されているサン・クリメント教会から移設された世界遺産「全能のキリスト」の壁画です。他にも、ロマン主義絵画ではフランシスコ・デ・ゴヤ、バロック絵画のディエゴ・ベラスケス、マニエリスムのエル・グレコ、さらに近代絵画のピカソやダリといったスペイン絵画の珠玉を網羅しています。
何処にでもバス停があるので、便利だし、すぐ次のバスが来て、とても便利だった。それに、観光地の近くで停車するので、とても助かりました。
2月のオフシーズンに行ったので、混んでると言われているピカソ美術館も全然並んでいませんでした。3つ以上行くなら行くならいいですが、行動が制限されるので、そこまで必要ないかもしれません。