ハロルドワシントン図書館は、アメリカ合衆国イリノイ州、シカゴにあります。シカゴ公共図書館システムのもとに運営されており、図書館内はWiFiのアクセスも無料です。建物は70200平方メートルの広さで、敷地自体は90300平方メートルあります。
歴史
1872年以前、シカゴの図書館のほとんどは私立の図書館でした。1871年のシカゴ大火により、シカゴの多くの部分が焼失した後、イギリスは8000冊以上の本をシカゴ市に寄贈しました。そして、それらの本が、公立図書館の基礎を作りました。1891年に中央図書館が設立されるまで、これらの本は様々な場所に所蔵されていました。1991年10月7日、ハロルドワシントン図書館はオープンしました。竣工後、図書館は世界で最も大きな公立図書館として、ギネスブックに記載されています。
見どころ
ハロルドワシントン図書館の見どころは、美しい建築様式です。外観は、オーディトリアムビルや藻などノックビルのデザインを彷彿させます。底部は、大きな花崗岩のブロックで作られており、ボザール様式で作られています。屋根には、フクロウの形をした7つの大きなアクロテリオンが装飾されています。フクロウは、知識の象徴とみなされています。インテリアにおいては、全てのドアがロビーへと続くよう設計されています。低層階には、多目的ルーム、展示ホールがあり、中央ロビーは2階建てで、人気の図書が所蔵されています。3階はメインエントランスとなっています。