奄美大島観光のおすすめスポット14選!定番人気スポットから穴場まで image

奄美大島観光のおすすめスポット14選!定番人気スポットから穴場まで

世界遺産に選ばれ、ますます注目されている南の国「奄美大島」。

東洋のガラパゴスと言われ、透き通った海、マングローブ林、豊富なアクティビティなど見どころに溢れた楽園です。今回は、奄美大島で見逃せない観光スポットや、日数別のおすすめモデルコースもご紹介します。

奄美大島の人気定番観光スポット

奄美大島に来たからには一度は行きたい定番スポットをご紹介します。

奄美海洋展示館

「奄美海洋展示館」 は、赤ちゃんウミガメにも出会えることで人気の 「海と人との共生」 をテーマにした施設です。館内は3ブロックあり、一番の目玉は巨大な水槽がある 「奄美エコラマ」 。ウミガメや奄美を代表する魚たちが悠々と泳いでいる姿を眺めることができます。二階は海辺の砂浜をイメージしたエリア。ここでは、ウミガメへのエサやり体験ができます。南の島だからこそできる貴重な体験ですね。

そのほかのおすすめは、アオウミガメやアカウミガメの赤ちゃんを見ることができるアクアリウムエリアです。267種類の貝殻をはじめとして、手つかずの自然が残る奄美大島ならではのめずらしい生き物や標本がたくさんあります。

また、子供連れに嬉しい体験スペースもあります。サンゴや貝殻などの海の素材を使って、クラフト作りができるので、旅行の記念としても最適です。他にも砂絵や缶バッジ、キーホルダーも製作できます。子供はもちろん、大人も夢中になって楽しめるはずです。

  • 鹿児島県奄美市名瀬小宿大浜701-1
  • バスで「大浜入口」下車、徒歩15分
  • 夏休み期間中は「大浜海浜公園」行きバスが運行

ハートロック

奄美大島の東側に位置する 「ビラビーチ」 には、干潮のときにしか見れない美しい景色があります。 「ハートロック」 といわれるハートの形をした潮だまりです。透き通ったエメラルドブルーの海水はまるで宝石のよう。奄美大島の自然が織りなすアートにきっと圧倒されることでしょう。

また、このハートロックの画像をスマホの待ち受けにすると、恋愛の願いが叶うと言われています。上から撮る必要があるので、自撮り棒などを持っていくと便利です。

干潮時の前後1時間がチャンスなので、事前に干潮時刻を調べておきましょう。

駐車場は近くに2カ所あるので、車を停めたら歩いて海岸まで向かいます。砂浜に続く小道もまた南国ムードがたっぷりあり、冒険をしている気分で楽しめてしまうのが魅力です。ハートロック周辺は波をかぶりやすいので、ビーチサンダルを持っていくといいでしょう。

黒潮の森 マングローブパーク

奄美空港から車で70分ほどの距離にある 「黒潮の森 マングローブパーク」 では、本格的なアドベンチャー気分を味わえるカヌー体験ができます。奄美大島のマングローブは、沖縄県西表島の次に大きな規模だそうです。

緑が生い茂るマングローブ林のトンネルは迫力満点!日本とは思えないジャングルのような空間が広がっています。

カヌーは1人乗りか2人乗りから選べ、ツアー出発前にカヌーの漕ぎ方を練習します。ガイド付きなので初心者でも安心です。満潮時と干潮時、どちらもそれぞれ違ったマングローブの風景を見れます。

奄美のマングローブには、沖縄ではすでに絶滅したと言われている 「リュウキュウアユ」 が生息していたりと、変わった生き物も多いので、カヌーを漕ぎながら探してみてくださいね。

グラウンドゴルフやセグウェイなどのアクティビティも充実しています。施設内にある展望台はマングローブを見渡すことが可能。カヌー体験後に違った角度から見るのもいいですね。

遊び疲れたら、原生林を楽しめるレストランでひと休憩もおすすめです。 「奄美産まぐろ丼」 は、水揚げされたばかりのキハダマグロをふんだんに使っている名物メニュー。特製ダレも店の自慢です。ぜひ奄美の味をゆったりと堪能してくださいね。

奄美大島の絶景を満喫できる観光スポット

奄美大島にはさまざまな雰囲気の絶景スポットがあります。特におすすめしたい観光地をご紹介します。

ホノホシ海岸

奄美大島の数ある海岸の中でも、一風変わった幻想的な絶景が見られる 「ホノホシ海岸」 。特徴的なのは、浜一面を覆いつくしている丸い玉石です。荒波が多いことから、石が削られて丸い形になっているそう。全国的に見てもなかなか見れる光景ではありません。

波打つ音と風のささやき、そして打ち寄せる波によって玉石がこすれ、不思議な音が鳴り響きます。独特なハーモニーは、よりいっそう癒しを与えてくれます。巨大な岩や洞窟もあり、他の奄美大島のビーチにはない荒々しい雰囲気が魅力です。天気が良ければ、五感で大自然を感じながら、何もせずぼーっとして何もしない贅沢に浸ってみてはいかがでしょうか。

足場が悪いので、歩きやすいスニーカーで行くことをおすすめします。また、玉石を持ち帰ることは条例違反になるので気をつけてください。近くに駐車場とお手洗いがあるので、休憩がてら訪れてみてもいいですね。ぜひダイナミックな波を間近で見てみてください。

【ホノホシ海岸】

  • 鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈
  • 「奄美」空港から車で約2時間

あやまる岬観光公園

絶景スポットとして人気の 「あやまる岬観光公園」 は、海を一望できてアクティビティも楽しめる魅力が詰まった観光スポットです。あやまる岬という名の由来は、地形がこんもりとしていて、その姿が綾織のまりに似ていることから名付けられたそう。

公園内には、海水プールや芝スキー、ソテツジャングルなどさまざまな遊具や施設があります。子供がたっぷり遊べる公園なので、家族で来るのにぴったりです。展望台からは奄美十景に選ばれた、美しい海のパノラマを堪能できます。

また、観光案内所にあるカフェもおすすめです。開放的な大きな窓から海を見渡せます。人気メニューは、しぼりたて牛乳の濃厚ソフトクリーム。のんびりとしたひとときを過ごしたら、最高の旅になりそうですね。奄美空港からアクセスがいいので、行き帰りに立ち寄れるのも嬉しいポイントです。

金作原原生林

奄美群馬国立公園内にある 「金作原原生林」 は、手つかずの自然が今に残された原生林を見れる人気の観光地です。 「ヒカゲヘゴ」 という巨大なシダをはじめとした亜熱帯性植物にあふれ、太古の日本にタイムスリップしたような雰囲気が漂っています。

天然記念物に指定されている 「ルリカケス」 「キノボリトカゲ」 など、珍しい貴重な生き物もさまざま生息しています。

2019年2月から金作原の利用には、認定エコツアーガイドの利用が必須となりました。さまざまなプランがありますが、おすすめはマングローブカヌーと金作原原生林トレッキングが体験できる充実のツアーです。

こちらのツアーでは精通したガイドによる案内で金作原の森の中を歩いていきます。時間に余裕があるときは、ビーチに立ち寄ることもあるそうです。

昼食後のマングローブカヌー体験では、ガイドなしでは行けないという森の奥まで進んでいきます。送迎があるので、車なしの旅行をする方にぴったりです。ぜひ奄美大島きってのジャングルを思いきり楽しみましょう。

■金作原原生林

  • 鹿児島県奄美市名瀬大字朝戸
  • 奄美市内から車で約30分

奄美大島で楽しめるアクティビティ

奄美大島は空も海も緑も綺麗で、野生動物もたくさんいるので、アクティビティの種類が豊富です。初体験でも楽しめるアクティビティとツアーをご紹介します。

パラグライダー

上昇気流に乗って空を飛びながら、きらめく青い海を一望できる 「パラグライダー」 。奄美大島の自然をひとりじめしている気分に浸れます。

奄美大島でパラグライダー体験をするなら、ベテランのインストラクター同乗のアクティビティツアーがおすすめです。インストラクターは航空自衛隊の整備士をしていたので、初体験の方も安心して楽しめます。

時速30キロくらいのゆったりペースで、低空飛行したり山肌ギリギリまで接近したりと、パラグライダーだからこそできる魅力もたくさん。運がよければ、ウミガメも見つけることができます。

自分で写真や動画を撮影することも可能です。どんな景色を見れるかは、季節や天候によって変わります。予測できないからこそ、楽しみは倍増。その時々でそれぞれの美しさがあります。貴重な瞬間を逃さず、空からの奄美大島を撮ってみてくださいね。15分間の飛行体験は忘れられない思い出となること間違いなし!

体験ダイビング

ダイビングが初めての方におすすめなのが 「体験ダイビング」 です。一般的なダイビングと違って、体験ダイビングはライセンスを必要としないので誰でも気軽に参加できます。潜る時間も30分から40分ほどで、疲れすぎない時間を設定してもらえるので安心です。

そんな体験ダイビングをするなら、以下のツアーがおすすめです。

こちらは水中写真のプレゼント付きで、その場で確認してデータ移行することもできます。すぐに旅の思い出をSNSにアップしたい人には嬉しいですね。また、ホテル特製のランチも付いている贅沢なプラン!

透明なコバルトブルーの海に潜れば、そこには魚たちの楽園が広がっています。ウミガメやクマノミも発見できるかもしれません。ぜひ水中散策を楽しんでください。

シュノーケリング

「ダイビングはまだ怖い」という方には、浅めの水中を遊泳しながら景色を楽しめる 「シュノーケリング」 が最適です。数あるツアーの中でも、人気があるのはウミガメと一緒に泳げるシュノーケリングプランです。

こちらのツアーはウミガメに特化しているだけあり、2020年度から 2022年度の遭遇率はなんと100% !奄美のウミガメは心優しく、一緒に泳ぎやすいそうです。

ツアー前にはしっかりと講習を行うので、シュノーケリングが初めての方でも安心して参加できます。

ナイトサファリ

奄美大島だからこその変わった体験をするなら、 「ナイトサファリ」 がぴったりです。

さらに冒険感覚を味わいたい方には、フルオープンの4WDジープで奄美の森を巡るツアーをおすすめします。

ツアー中は、奄美大島と徳之島にしかいないとされる絶滅危惧種の 「アマミノクロウサギ」 や、稀少な鳥やフクロウ、カエル、シギにも出会えることもあります。ガイドの丁寧な解説つきで、車から降りる必要もないので楽ちんです。

また、天候などの条件によっては、車から満天の星空を眺められることもあります。冬の時期など寒い時期は、フリースやブランケットの無料レンタルも可能。どの季節でも楽しめるナイトサファリ。ぜひスリリングな夜の探検に出かけましょう!

奄美大島観光の穴場スポット

定番の観光地だけでは物足りない方向けに、あまり知られていない奄美大島の穴場スポットをご紹介します。

西郷南洲流謫跡

奄美大島空港から好アクセスの 「西郷南洲流謫跡」 は、潜居を言い渡された西郷隆盛が過ごしていた場所です。土地を選ぶにあたっては、西郷自身が歩いて探して見つけたそう。

そんなこだわりの住居は、明治43年に再建されたものの、堀は当時の状態で残されています。畳敷きの部屋にはテーブルやランプもあり、臨場感がたっぷり!さらに、勝海舟の名で有名な勝安芳の碑文が書かれた石碑も建っています。

歴史的な建造物が好きな方はぜひ訪れてみてください。古きよき日本を感じられるはずです。

※個人が所有・管理を行っているので、訪れる前に事前に問い合わせしておくといいでしょう。

■西郷南洲流謫跡

  • 鹿児島県大島郡龍郷町龍郷166
  • 「奄美」空港から車で約25分

マテリヤの滝

「本当に美しい太陽の滝壺」 という意味から名付けられた 「マテリヤの滝」 。その意味が表す通り、マイナスイオンたっぷりの美しい景色が広がっています。神秘的なパワースポットとして絶賛する人が多い場所です。正午頃になると、太陽の光によって滝壺を眺めることができます。

近くに駐車場があるので、車を降りてすぐに絶景に出会えるのも嬉しいところ。夏は滝壺で泳いだりぷかぷか浮いたりすることもできるそうです。

また、マテリヤの滝は森林公園の「奄美フォレストポリス」内にあり、そこではキャンプができる施設や子供が楽しめる遊び場も揃っています。自然をもっと肌で感じたい人は、ぜひ滝を見た後に寄ってみてくださいね。

■マテリヤの滝

  • 鹿児島県大島郡大和村福元
  • 奄美空港から約1時間40分

崎原ビーチ

奄美大島の中でも随一の美しさを誇る 「崎原(さきばる)ビーチ」 。白い砂浜と奄美ブルーの海は、疲れた心身をそっと癒してくれます。比較的人が少なめなので、穏やかに過ごしたい人にもぴったりです。

駐車場やお手洗い、屋外シャワーも完備しているので安心です。注意したいのは、ビーチ付近での運転です。道が狭くなっているので、気をつけて通行しましょう。

よりのんびり過ごしたい場合は、朝早めの時間に行ってみることをおすすめします。しばし時を忘れて、波音に耳を傾けながら極上のひとときを過ごしてくださいね。

■崎原(さきばる)ビーチ

  • 鹿児島県奄美市笠利町喜瀬
  • 奄美空港から車で約37分

かがんばなトンネル

トンネルの中に真っ赤な夕日が入る神秘的な景色を眺められることで、穴場の絶景スポットとなっている 「かがんばなトンネル」 。春分の日(3月)と秋分の日(9月)の前後の限られた期間のみ、見られるそうです。全国的にもめずらしい景色で、天候条件によっては見られない場合もあります。

そんな貴重な夕日は、龍の目を想像させることから、「龍の目」とも呼ばれています。その鮮やかな光を見たら、なんだか不思議なパワーが宿っているように感じることでしょう。その年によって夕景を見られる期間も変わるので、詳細は公式サイトをチェックしてください。

■かがんばなトンネル

  • 鹿児島県大島郡龍郷町
  • 奄美空港から車で約35分

奄美大島観光で外せないグルメスポット

奄美大島は自然が豊かなだけに食べ物も美味しく、郷土料理も豊富です。数ある中から厳選しておすすめグルメスポットをご紹介します。

La Fonte

さとうきび畑の真ん中に小さな農園が営むジェラート屋さんがあります。その名も 「La Fonte」 。素材を活かした絶品ジェラートがいただけるお店です。フレーバーは10種類。一年中食べられるフレーバーと季節ごとの素材やフルーツを使ったものを用意しています。

「真塩」や「奄美黒糖」、「たんかんソルベ」、「島バナナソルベ」など、奄美大島らしい変わったフレーバーもあり、選ぶのに迷ってしまうほど魅力的なセレクションです。その素材へのこだわりは、生産者の元へ足を運ぶほど。休憩がてら、自然の力をふんだんに使ったジェラートを頬張ってみてください。思わず笑みがこぼれるはずです。

■La Fonte

  • 鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1325-3
  • 奄美空港から車で約15分、もしくはバスで「赤尾木」下車徒歩3分

鳥しん

「鳥しん」 は鶏料理を中心としたご飯を楽しめる人気店です。定番のメニューは奄美大島の郷土料理である 「鶏飯(けいはん)」 です。鶏飯とは薩摩藩の役人に向けたおもてなし料理のことで、具沢山のどんぶりにスープをかけて食べるものです。

鳥しんでは名物の鶏飯以外にも、串焼きや一品料理、ラーメンなどの様々な料理を味わえます。おいしさだけではなく、自然を活かした料理が店の自慢です。すべての料理にマイナスイオン水と奄美産の天然塩を使用しているほど。美味しさと健康、どちらも重視する方におすすめのお店です。

■鳥しん

  • 奄美市名瀬伊津部町12-6
  • 奄美空港から車で約1時間、名瀬新港から 車で約10分

島とうふ屋

奄美大島のグルメスポットといえば 「島とうふ屋」 も有名です。ここの名物である島とうふは、ほんのり甘みがあり柔らかいのが特徴。大粒で甘めの大豆と、奄美の透明度が高い海水から生まれたにがりが使われています。島とうふ屋でしか食べられない特別な豆腐です。

そんなこだわりの豆腐を使った定食も人気です。豆乳は濃厚で、湯葉も美味しいと評判。ボリューミーなのにリーズナブルな価格なので、コスパも抜群です。すべての定食に小鉢、汁物、ふりかけ、ごはん、ピーナッツ豆腐が付いてきます。おにぎりや豆腐ハンバーグなどが入ったお子様ランチもあるので、ファミリーにもおすすめです。

■島とうふ屋

  • 鹿児島県大島郡龍郷町中勝1561-1
  • 奄美空港から車で約40分

AMAネシア

オーシャンビューと奄美の美食を楽しめる 「AMAネシア」 。バリ島をイメージさせるような店内は、開放的な雰囲気が漂っています。海が綺麗に見えるので、ランチでの利用が特におすすめのレストランです。

メニューが豊富で、海鮮やお肉料理、カレーなどさまざまな料理を取り揃えています。おすすめの料理は具材がたっぷり入った 「かさりの鶏飯」 。鶏飯の発祥地ならではの伝統的な味つけです。ご飯に特製のスープをかけて、お茶漬け感覚で食べられます。

また、奄美大島の郷土料理である 「あぶらゾーメン」 もおすすめします。豚や野菜、そうめんを炒めた料理で、名前のイメージよりもあっさりした味つけが特徴。ごま油がほんのりと効いていて、美味しいと人気のメニューです。

■AMAネシア

  • 鹿児島県奄美市笠利町用安1246 奄美リゾート ばしゃ山村
  • 奄美空港から車で約10分

【滞在日数別】奄美大島観光のモデルコース

奄美大島は観光スポットがいっぱいありますが、ここでは定番のモデルコースを旅行日数別にご紹介します。

奄美大島観光の日帰りモデルコース

日数が取れないから奄美大島をサクッと楽しみたい。そんな方向けに、日帰りでもめいいっぱい楽しめるモデルコースをご紹介します。

まずは鹿児島空港から奄美空港へひとっ飛び。約1時間なのであっという間です。そして腹ごしらえに、空港から10分ほどの場所にある 「AMAネシア」 でランチ。奄美大島の名物料理を味わったら、 「土盛海岸」 方面に移動して、ウミガメと泳ぐシュノーケリングツアーに参加してみましょう。

楽しいひとときを過ごしたあとは、絶景で有名な 「あやまる岬観光公園」 へ。土盛海岸からは車で行けば約4分ほどの距離です。展望台から見える海のパノラマは、息をのむほどの美しさ!きっと感動するに違いありません。

たくさん写真を撮ったら、公園内の 「みしょらんカフェ」 でひと休み。 「星空クリームソーダ」 「島ラムネ」 など南国ならではの爽やかなメニューをはじめ、ドリンクメニューが充実しているので、カフェ利用にもおすすめです。

夜の便に間に合うように、早めに奄美空港へ向かいましょう。空港内にはお土産を買えるショップがたくさんあります。奄美産の黒糖を100%使用した 「奄美黒糖カステラ」 など、地元の食材を使ったスイーツも豊富です。

奄美大島観光の1泊2日モデルコース

奄美大島の海もマングローブも楽しみたい方向けに、内容充実の1泊2日モデルコースをご紹介します。

1泊2日するなら、1日目に奄美空港から離れたエリアに行くのがおすすめです。車で約1時間10分にある 「黒潮の森 マングローブパーク」 へ。ジャングルのような空間で刺激的なカヌー体験を楽しめます。

その後は人気店の 「La Fonte」 で美味しいジェラートを買って、インスタ映え必至の 「ハートロック」 がある 「ビラビーチ」 へ車を走らせましょう。ハートロックに行くには、県道82号線沿いにある駐車場に車を止めて、そこから100メートル先にある林の中を歩きます。

ビーチまでの道のりも南国ムードたっぷり。夏にはアカショウビンという鳥の鳴き声が聞こえたり、冬にはリュウキュウアサギマダラという蝶も見れることがあるそうです。ハートロックはもちろん、ビーチ自体も美しいので、ぜひ砂浜に腰をかけてのんびりした時間を過ごしてみてください。

夕食に間に合うように宿に向かいましょう。海の目の前に佇む 「奄美リゾートホテルティダムーン」 がおすすめです。新鮮な海の幸や島野菜が美味しいレストランで贅沢な夕食をどうぞ。翌日の朝食では、野菜や海藻たっぷりで心が喜ぶ料理を味わえます。

奄美大島観光の2泊3日モデルコース

ツアーにも参加して奄美大島を満喫するなら、2泊は欲しいところです。そこで欲張りな2泊3日モデルコースをご紹介します。

1日目は 「ハートロック」 「ホノホシ海岸」 などの海岸めぐりをして、2日目は1日ツアーに申し込むと効率的にさまざまな体験ができます。

2日目におすすめなのは、マングローブカヌー・金作原原生林・ナイトツアーがセットになったこちらのツアーです。

奄美大島で外せない3つのツアーが1日で体験できるのは魅力的ですね。さらに単品で申し込むより最大2,000円割引になるお得プラン。夕食は原生林を見渡せる 「マングローブ茶屋」 でいただきます。定番の鶏飯や、奄美の天然ガニを使ったうどんもイチオシです。

ナイトツアーが終わったらホテルへ戻りましょう。ゆったりお風呂に入って早めに就寝。

最終日の3日目は、空港から近いあやまる岬観光公園や土盛海岸でのシュノーケリングを楽しみましょう。

奄美大島観光を楽しむためのポイント

初めて奄美大島に行く方向けに、観光を楽しむためのポイントと気をつけることをお伝えします。

奄美大島内の移動はレンタカーが便利

奄美大島はサクッと一周できるイメージがあるかもしれませんが、実は日本の中で3番目に大きな島なので、移動に時間がかかります。

バス移動も可能ですが、本数が少ないので注意が必要です。また、車なしでは行けない場所もあるため、レンタカーの利用をおすすめします。

バスを使う場合は事前確認を忘れずに

バスを利用する場合は、路線バスの 「しまバス」 が便利です。 「路線バス乗り放題券」 を使えば、定番の観光地をお得に巡ることができます。現在はネットでも購入可能です。

バスで行ける観光地は限られていて、車よりも時間がかかり、計画的に使わないと待ち時間も増えてしまいます。つまらない旅行にならないように、事前に時刻表や路線図をチェックしておきましょう。

自然保護のためにマナーを守ろう

奄美大島では 「アマミノクロウサギ」 をはじめとする野生動物の交通事故が問題視されています。特に夜は夜行性の動物が動き出すので、運転には十分に気をつけたいところです。自然や動物を守るためにもツアーを利用して安全に観光地を巡りましょう。

勝手に植物を持ち帰ったり、採ったりしないことも大事です。のどかな美しい島を次世代につないでいきましょう。

ハブの出没に注意

ハブは奄美大島に生息している毒蛇です。草むらや林の中にいることが多く、4月〜6月と9月〜10月が特に活動している時期とのこと。ハブにできるだけ遭遇しないように、道の真ん中を歩くこと、草むらに入らないことが大切です。万が一、草むらに入る場合は、棒などで音を立てて歩きましょう。

奄美大島の観光スポット

本記事で紹介したおすすめツアー

海と緑の楽園・奄美大島の観光スポットを巡ろう

宝石のように輝く海と、ジャングルのような豊かな緑、どちらも楽しめる奄美大島。定番から絶景、穴場やグルメスポットまで厳選してご紹介しました。

奄美大島に来たらアクティビティは欠かせません。マングローブツアーやシュノーケリングなど、綺麗な自然の中で遊べば、楽しさも倍増です。レンタカーが難しい方は、送迎付きのツアーの利用をおすすめします。

あなたに合ったツアーを見つけて、奄美大島を味わい尽くしましょう。

※新型コロナウイルス感染症の影響により、営業状況が変更されている可能性があります。

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