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ハワイ土産に人気のコナコーヒーとは?味の特徴とおすすめの農園

ハワイの観光やハネムーンのお土産には、マカダミアナッツ入りのチョコやクッキーなどさまざまなものがありますが「コナコーヒー」も定番土産のひとつです。ハワイにはコーヒー豆の栽培を行っている農園が多く、観光農園として営業しているところもあります。また、園内にあるショップではコーヒー豆だけでなく、コーヒーを使ったオリジナル商品や農園のロゴ入りアイテムなどの販売もおこなっています。コナコーヒーのおすすめの農園を紹介しますので、コナコーヒーをお土産にしようと考えてる方は参考にしてくださいね。

ハワイ名物「コナコーヒー」とは?

ハワイ名物で観光客の定番のお土産となっているコナコーヒー。 肥沃(ひよく)な土壌で育ったコナコーヒー は、この土地ならではの独特な風味があって味わい深いと評判です。そんな特徴のあるコナコーヒーについて紹介します。

概要

ハワイ島西部にあるコナ地区で栽培されている「アラビカ種のコーヒー」だけのコーヒー豆のことを「コナコーヒー」と呼んでいます。コーヒー豆の栽培を行っているコナ地区はとても小さな地区ですが、 年間で約90万kgもの収穫量 を誇っていることで有名です。キラウエア火山の噴火によって作られた豊かな土壌、そして降雨量や日照時間、栽培地の標高などコーヒー栽培に理想的な土地で作られています。そのため、 世界三大コーヒーといわれるほどのレベルの高い豆 を作りだすことができるのです。

コナコーヒーは 人間の手によって一粒ずつ摘み取り を行いますが、 収穫できるのは9月から翌年の2月まで の半年間。コーヒー豆は完熟度が高くなるとサイズが大きく味がよくなる傾向にあり、コナコーヒーも例外ではありません。大きさごとに管理され、一番大きいものを「エクストラファンシー」と呼びますがその量は全体のわずか15%ほど。その下に「ファンシー」「プライム」といった等級が続きます。コナコーヒーのなかでは大きさではなく、 「ピーベリー」と呼ばれる品質の豆が最高級品 とされており、 収穫量の約3% しか採取できないのが特徴です。

味の特徴

コナコーヒーは豆を挽く段階で、しっかりと苦みなどの原因になる「チャフ」を取り除きます。こうすることで、 豆の持つ独自の風味などを損なうことなく、純粋な味を楽しむことが可能 です。コナコーヒーとして栽培されている品種のほとんどは「アラビカ種テイピカ」で、しっかりと焙煎することで酸味が柔らかくなり、口当たりが滑らかになります。ピーベリーは通常のコーヒー豆と比べると焼きムラができにくいので 雑味がない のが特徴です。

苦味

ほかのコーヒーと比べるとコナコーヒーはフルーツに近い香りがあり、酸味ははっきりしていて強めです。しかし、クセはほとんどなく、苦みもそれほど強くないので飲みやすいという特徴があります。

おすすめのコナコーヒー農園

ハワイ島には400近くものコーヒー農園があります。観光農園になっているところも多く、コーヒー農園を巡るオプショナルツアーもあるほど。そのなかでもここだけは押さえておきたい、王道ともいうべき農園を紹介します。

グリーンウェル・ファーム

1850年に創始者のヘンリー・ニコラス・グリーンという人物がイングランドからハワイ島に移住し、妻と共に コナコーヒー豆の栽培に40年を費やしたこと で有名な農園です。ハワイのコナコーヒー農園のなかでも老舗といえる農園で、市場に流通しているコナコーヒーの約20%をシェア、ハワイ島のなかでは1番の収穫量を誇ります。 コーヒー豆の木も樹齢120年以上のもの があり、農園内ではコーヒー豆の木の挿し木や選定を行っているところも見学することが可能です。

販売店もあり、 コナコーヒーの無料試飲 ができます。自家栽培のコーヒー豆はもちろん、コナコーヒー豆から作られている「コナレッド」という名称の現地ならではのエナジードリンクも購入可能。 無料の日本語ツアー がありますが、日本語でガイド可能な方が少ないため、事前にメールなどで問い合わせておくようにしましょう。

UCCコーヒー農園

UCCコーヒー農園はコナ地区の一等地にある 日本のコーヒー会社UCCの直営農場 です。1993年には 「ハワイ島西地区最優秀農園」 に選ばれました。事前予約が必要ですが、無料・有料のツアーがあるので単純に園内を見て回るだけでなく、 日本語ガイドがついてくれるサービス があります。また、オリジナルコーヒーの焙煎体験やコーヒー豆の収穫を体験できるツアーなど貴重な体験をすることが可能です。園内にあるショップではコナコーヒーのほかに、オリジナルバッグなどのグッズやハワイのお菓子の購入もできます。 https://www.ucc-hawaii.com/ja/

ホルアロア・コナ

ホルアロア・コナは国際的証明サービスを行っている第三者機関によって、 オーガニック栽培であることが認められた農園 です。ホルアロア・コナは、ホルアルアにあるダウンタウンの手前に位置しています。 除草薬を使用していない ため、雑草を取り除くために鶏やガチョウなどが園内で放し飼いにされている様子を見ることが可能です。ホルアロア・コナ独自のセルフガイド園内ツアーは、収穫された後から豆の選別などコーヒー豆を商品にするために必要な作業風景やロースターなどを見学できます。また、農園内の販売店では淹れたてのコーヒーの試飲ができ、自家栽培したオーガニックコーヒーの購入も可能です。

おすすめのコナコーヒーのお土産

ハワイ州法でコナコーヒーと商品名に記載するブレンド商品には、必ずコナコーヒーを10%以上入れなければいけないと決められています。そのため、お土産を贈る相手にコナコーヒーの独特の風味を楽しんでもらいたいのであれば、 コナコーヒーの含有率の高いもの を選ぶのがポイントです。コナコーヒーのほか、普段あまりコーヒーを飲まない人にも渡せるおすすめの商品をご紹介します。

コナコーヒーマカダミアナッツ

コーヒー風味のマカダミアナッツ。Hawaiian Host(ハワイアンホースト)というメーカーが製造しており、 甘い物好きな人や職場などでのばらまき用のお土産にピッタリ な商品です。甘さ控えめで、油を一切使用しないドライロースト製法。ハワイ産のマカダミアナッツを焼き上げ、コーヒーシロップの絶妙な味わいと本格的なコナコーヒーの香りを楽しめます。

コナコーヒーバター

コナコーヒーバターは商品名どおりバターにコナコーヒーを練り込んでいる商品で、固形ではなくペースト状となっているバターです。日本国内で取り扱いがないので現地でしか購入できず、 ハワイならではのちょっと変わったお土産 として渡せます。商品自体が小さめなのでかさばらず、賞味期限が長いので少しずつ味わって食べることができる商品です。ホテルやショップによっては限定パッケージ商品もあり、値段も販売しているショップによって違いがあります。味はカフェオレに近い感じで、くど過ぎず程よい甘さです。

ハワイアンコーヒー

コナコーヒーはハワイ島だけでなくオアフ島などでも購入できます。アイランドヴィンテージコーヒーは、ホノルルのカフェのなかでもサービスなどに定評があって人気が高く、コナコーヒーの販売も行っています。純度100%の高級なコナコーヒーや、 高級かつ希少価値の高いピーベリー商品も購入可能 です。コーヒーだけでなくお店のロゴ入りマグカップも販売しています。しっかりとコナコーヒーを楽しんでもらえるように、マグカップを一緒に渡すのもおすすめです。日本でも展開していますが、店舗数は少ないのでお土産としても喜ばれるでしょう。

ハワイのコーヒー農園で貴重な体験をしてみませんか?

ハワイのコナ地区でしか採取できない高級なコナコーヒーのなかには、希少価値の高いピーベリーといった商品もあります。コーヒー豆農園を見学してその歴史に触れたり、オリジナル焙煎やコーヒー豆摘みといった貴重な体験をしたりすることで一生に残る思い出になるのではないでしょうか。ベルトラではコーヒー農園巡りや見学ができる現地オプショナルツアーを用意していますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

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