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雪中キャンプで快適な居住空間を!結露や焚き火に強いポリコットンテント3選

冬のキャンプは、寒さに対しての備えが第一条件。

見落としがちかもしれませんが、テントの素材にも、冬に向き不向きがあります。

今回は、結露や火に強いポリコットンという素材のテントを紹介します。

ポリコットン素材のメリット

ポリコットンは、 ポリエステルとコットンを混紡させた素材 です。混紡する割合は、メーカーによって異なります。

ポリエステルは 、スポーツウェアなどに使われる速乾性の高い素材。 コットンは 、いわゆる綿で、吸水性や難燃性が高いというメリットがあります。

ポリコットンは、それぞれの良いところ、悪いところをバランスよく機能させたハイブリッド素材なのです。

この項では、2つのメリットを詳しく解説します。

結露を抑制する

テントの吸水性は重要です。それは、結露の被害を抑えてくれるから。

結露は冬キャンプの大きな問題のひとつです。 水滴でシュラフや電化製品が濡れると大変

テント内外の温度差が大きくなって結露が発生すると、生地の表面に水滴が発生します。

ポリコットンはこれを吸水してくれます が、ポリエステル100%の場合は、ほとんど吸水されないのでテント内に滴り落ちてきます。

燃え広がりにくい

寒い冬はテントの近くで焚き火をして、暖まりたいですよね。

ただ、 火の粉が舞ってテントが燃えてしまうのはなんとしても避けたい・・・

コットンは難燃性が高いため、 たとえ、火が移っても燃え広がりにくい 性質を持っています。ポリエステルは反対に燃え広がりやすいです。

ポリコットンテントにすれば、比較的 テントの近くで焚き火が可能 となり、寒さを和らげることができます。

ポリコットン素材のデメリット

冬に強いポリコットンですが、デメリットもいくつかあります。乾きにくさと、重さです。

しかし、ポリコットンは、コットンとポリエステルを 混紡する割合でも違いが出てきます。

ここでは、あくまで、ポリエステル100%素材のものと比較してのデメリットを挙げています。

速乾性は低い

ポリコットンは、その吸水性の高さゆえ、 濡れると乾きにくい です。生乾きで保管すると、カビが発生しやすいため、 使用後はしっかり乾燥 させましょう。

タオルやスポンジなどで、生地表面の水滴を拭けば、乾きも早くなります。撥水剤を塗り直すなど定期的なメンテナンスも大切ですね。

重くかさばりやすい

ポリコットンテントは 生地が厚く なりやすく、それを支える ポールも頑丈 なものを用いるため、重くかさばりがちです。

購入の際は 、自宅や車の収納スペースを事前に確認しましょう。

冬のキャンプに強いポリコットンテント3選

DOD「WAGAYA-NO TENT」

ワンタッチ構造 が特徴のポリコットンテントです。脚を広げて紐を引くだけでテントが設営できます。

インナーテントにはポリコットン素材を採用し、さらに ダブルウォール にすることで空気の層が生まれ、インナーテント内側に結露が発生しにくくなっています。

外側のフライシートにはポリエステルを採用し、水の侵入を防ぎます。

インナーは全面をメッシュに切り替えることも可能なので、夏でも使えます。

ソロやデュオキャンパーの はじめてのテントにおすすめ の商品です。

DOD わがやのテント T5-869-TN
Photo by Amazon
DOD わがやのテント T5-869-TN

サイズ:(約)W280×D280×H156cm
インナーサイズ:(約)W275×D205×H142cm
収納サイズ:(約)W90×D26×H26cm
重量(付属品含む):(約)10.5kg
収容可能人数:大人5名

山善「ワンポールテント」

3~4人用の簡単に組み立てられるワンポールテント。 アレンジ性の高い造り になっていて、シチュエーションや好みに合わせて、いろいろな建て方ができます。

メッシュ素材のインナーテントや前室が作れるフライポールも標準で付属するので、 買い足さなくていい のも初心者にはうれしい。

遮光性の高いポリコットン生地を用いていて、暑い日差しをシャットアウト!夏でも涼しく過ごせます。

ビギナーからベテランまで幅広いニーズに対応できるテント です。

[キャンパーズコレクション 山善] ワンポール テント
Photo by Amazon
[キャンパーズコレクション 山善] ワンポール テント

本体サイズ:幅300×奥行300×高さ250cm
本体重量:12.8kg
●三角屋根がおしゃれなワンポールテント。
●前室付き。
●換気窓付き。

ogawa「グロッケ8T/C」

広々とした内部空間 が特徴の老舗「ogawa」のポリコットン製ベルテントです。

コンパクト なサイズ感ですが、サイドが立ち上がるため 室内が広く 感じられます。

庇の下にある メッシュ窓 は降雪時でも通気性を向上させ、結露を抑えます。大人3~4人に対応していますが、比較的 軽く扱いやすい のもグッド!

ogawa(オガワ) キャンプ アウトドア ベル型テント
Photo by Amazon
ogawa(オガワ) キャンプ アウトドア ベル型テント

グロッケ8T/Cバージョン登場。コンパクトで建てやすい、人気のグロッケ8に、サンドベージュのT/Cバージョンが仲間入り。使いやすさに加えて、快適性も大幅アップ。背面にファスナー開閉のスリットを入れました。

ポリコットンテントを持って、いざ冬キャンプへ!

冬のキャンプは楽しいものですが、寒さに対応できるテントがまず必要。

今回紹介した商品は信頼ある日本メーカー製のものです。冬にキャンプを楽しみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

やってみよっか?

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