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新緑の季節!絶景に出会える青森のエリア別おすすめ観光地11選

本州最北端の青森県には、絶景が続く日本海の海岸線や世界遺産の白神山地、ミシュラン・グリーンガイドで二つ星に選ばれた奥入瀬渓流など美しい自然に溢れています。

新緑が美しい頃におすすめの観光地を「津軽」、「南部」、「下北」のエリアに分けて、それぞれご紹介します。

津軽エリア

津軽半島には、絶景を見られるポイントがたくさんあります。

海沿いを車でドライブしながら、津軽富士と呼ばれる岩木山などを眺めつつ観光スポットを巡るのがおすすめです。

龍飛崎

津軽半島の最北端である龍飛崎は、「津軽海峡冬景色」で有名な岬。

龍が飛ぶがごとく強い風が吹くというのが名の由来で、近くには龍飛裏海岸遊歩道や、日本で唯一と言われる、珍しい歩行者専用の階段「 国道339号線 」などがあり、写真撮影に人気のスポットです。

天気の良い日には津軽海峡とその先の北海道、函館山を望むこともできます。

白神山地

白神山地は、青森県から秋田県にまたがる約130,000ヘクタールに及ぶ広大な山地帯で、 ブナ原生林が世界最大級 の規模で広がり、 世界自然遺産 にも登録されています。

ぜひ奥深いブナ林を間近に感じられる、「ブナ林散策道」での散策を楽しんでみて下さい。1周約1.5kmと約2kmのコースと、その両方を回れるコースもあります。

また、白神山地の一角にある 十二湖 は、白神山地西部のブナ林に囲まれた33の湖沼群の総称で、(12湖ではありません)その中でも特に 青池 が有名です。

青いインクを流したかのような深い青色の池で、気軽な散策路もあるので観光に人気の場所です。季節によって見え方が変わるとも言われ、 太陽の日照角度が高い4~8月頃が見頃 のようです。

JR五能線リゾートしらかみ

秋田県と青森県をつなぐ、 白神山地と日本海の絶景を楽しめるローカル列車 で、内装には青森のヒバや秋田の杉が使用されていて温かみのある列車です。特に天気の良い日には真っ青な海を望められ、絶景です。

号車や駅間などにもよりますが、地元の特産品の販売や、津軽三味線の演奏、津軽弁の語りべなどのイベントが催されていることもあります。

黄金崎不老ふ死温泉

「ここで養生すれば、老いたり弱ったりしない」ということから命名された、黄金崎に建つ温泉地。

ここでは湯に浸かりながら日本海に沈む夕陽を一望できることで人気の温泉です。

鉄分と塩分を豊富に含むため お湯の色は茶褐色 で、 ひょうたん型をした波打ち際の混浴露天風呂 が一番有名ですが、ほかにも男女それぞれの内湯などもあります。

白神山地の麓にあるので、散策後に疲れを癒すのに訪れてみてはいかがでしょうか。

酸ヶ湯温泉

「ヒバ千人風呂」と呼ばれる混浴の大浴場が有名で、 ヒバの香りと160畳もの広さ の古風な造りが特徴の温泉です。

古い歴史をもつ 「湯治」という伝統療法 が整った温泉で、この湯の特徴でもある酸性の湯は体の不調になどに効果があると言われています。

こちらも混浴だけではなく、男女別の温泉もあります。

弘前公園

弘前藩の城下町として発展した弘前市。

4月下旬頃から桜が咲き始める弘前公園は弘前城の敷地にあり、ソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、八重桜など、 約50種類およそ2,600本の桜 が咲く、全国的にも有名な桜の名所です。

江戸時代に築かれた、園内のシンボルである三層の天守が今もなお残り、 季節折々のイベント が催される場で、春にはさくらまつりで賑わっています。

また、夏にはねぷたまつり、秋には紅葉まつり、冬には雪燈籠まつりが行われ、年中賑わう場所でもあります。

南部エリア

青森県南部、十和田・八甲田地域は、美しい十和田湖や清らかな奥入瀬渓流など、豊かな自然に囲まれたエリアです。

奥入瀬渓流

遊歩道や渓流を囲むように自然に作られた 緑のトンネル が美しい奥入瀬渓流。清らかな渓流沿いにはいくつもの 滝が点在 しており、多くの景勝地があります。

約14kmの 遊歩道 が整備されており、5月中旬~6月中旬の新緑の美しい頃に訪れると、マイナスイオンを浴びながら心地よい気候の中で散策が楽しめるのでおすすめです。

写真撮影にも人気の場所です。また秋には紅葉の名所ともなります。

十和田湖

十和田湖は約2000年前の火山活動でできた、カルデラ湖。5~6月の 新緑の美しい 頃、美しい青色の湖を眺めながら、ゆったりと 遊覧船 に乗って自然を感じてみてはいかがでしょうか。

湖畔の十和田神社は日本武尊が祀られている神社で、かつては巡礼の聖地として知られており、龍神信仰の残る場所です。

八甲田

十和田八幡平国立公園内、主峰八甲田大岳を中心に、10余りの山々から構成される八甲田連峰。

八甲田ロープウェー から眺める景色はまた格別です。

津軽平野、陸奥湾、また遠くに北海道を見渡せ、春には新緑、夏には高山植物、秋は紅葉、冬には樹氷などを見ることができ、季節ごとに変わりゆく雄大な景色を楽しめます。

山頂駅公園 からは、八甲田ゴードラインと呼ばれる、所要時間約30分から60分の気軽な トレッキング を楽しめるコースがあります。

また毛無パラダイスラインと呼ばれる2時間半から3時間ほどの気軽な ハイキングが楽しめる ルートや、大岳登山コースでは約4時間の 本格的な登山 を楽しめるコースなど、様々なコースがあり好みに応じて楽しむことができます。

下北エリア

恐山

862年に慈覚大師円仁が創建した恐山菩提寺。むつ市にある恐山は 日本三大霊山 にも数えられ、神秘的な雰囲気を持つ日本有数のパワースポットとして知られています。

地獄の風景と極楽の風景が広がる 場所で、この世とあの世をつなぐ橋と言われる太鼓橋が有名です。

極楽浄土を思わせる美しい極楽浜に対して、硫黄臭が立ち込める地獄谷、幼い子どもを弔うために供えられた風車が風でカラカラと音を立てて回る賽の河原など、荒涼とした大地に独特の雰囲気が漂う場所です。

言葉では表すことが難しいこの場所は、ぜひ実際に参拝行って雰囲気を体感してみて下さい。

境内には参拝者は自由に入浴できる湯小屋も備わっています。

大間崎

大間崎は、下北半島国定公園に指定されている、 本州最北端 に位置する岬です。

岬には大間の漁師に一本釣りされた440kgのマグロがモデルのモニュメントがあり、記念撮影に人気のスポットです。

マグロで有名な町ですが、軽海峡の荒波の中で育ったウニやアワビもおいしいと評判です。ぜひ新鮮な海の幸を堪能してみて下さい。

仏ヶ浦

津軽海峡の荒波によって削り上げられた、 奇岩群の景観が見どころ の仏ヶ浦。

岩々は、如来の首・五百羅漢・一ツ仏・十三仏観音岩・天竜岩・蓮華岩・地獄堂・極楽兵などの仏の名にちなんで名前が付けられており、その総称が仏ヶ浦です。

周辺は海中公園に指定されており、下北半島の絶景を眺めながら乗船できる 観光船 や、船底から海中を見ることができる グラスボート などでの観光も人気です。

新緑の青森へ

美しい山々や海、青々とした自然や絶景が広がる青森県。ぜひ、清々しい春から初夏にかけてのご旅行の参考にしてみて下さい。

出典・参考

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