上達も早くなる!?知って損はないスノーボードの専門用語〜道具編〜
どの分野にも専門用語はあるように、スノーボードにも専門用語はたくさんあります。
しかし、初心者の方にとって、いきなり専門用語を言われても意味不明ですよね。
今回の記事では、スノーボード初心者でも知っておいても損はないスノーボードの専門用語を紹介します。
- 道具(難度) ■■■
- 経験(難度) ■■■ 難易度の目安
板に関する専門用語
まずは、板に関する専門用語を紹介します。
エッジ
板の両サイド(ソール)に付いている金属部分のこと。
実際ターンをして滑っている時、 雪面にエッジが効いている部分を「有効エッジ」 と言います。有効エッジによって、板の操作性や安定性が変わってきます。
ノーズ
進行方向を向いている板の先端のこと。 ノーズの1番太い部分の幅のことを「ノーズ幅」 と言います。
テール
ノーズと反対方向の先端のこと。 テールの1番太い部分の端のことを「テール幅」 と言います。
ソール
板と雪が接触している面のこと。
ウェスト幅
板の1番細い幅のこと。ウェスト幅によって滑り心地が変わります。
また、ビンディングを設置した時に、板からビンディングが出てしまう場合もあるため、大事な数値になります。
ビンディング(バインディング)
板とブーツを固定している器具のこと。
スタンス幅
両足のビンディングの中心の距離のこと。スタンス幅によって滑りやすさが変わってきます。
フレックス
板のしなり具合を示す数値のこと。初心者には、 しなりやすい板のほうが使いやすいのでオススメです。
サイドカーブ
板のくびれ具合を表す数値。サイドカーブが小さい板は、くびれがある板。サイドカーブが大きい板は、くびれが少ない板。
サイドカーブの値によって、板の操作性や安定性が変わってきます。
デッキパッド
板に貼っている滑り止めのこと。片足だけ固定して滑る時、固定していない足が滑らないようにする役割があります。
デザインもさまざまあるので、板のデザインと合わせながら選ぶことができます。
リーシュコード
板が流れないように板と足を繋ぐ紐のこと。板が流れてしまうと大変危険です。
値段もお手頃(2000円前後ぐらい)なので、 必ず付けるようにしましょう。
ブーツに関する専門用語
次はブーツに関する専門用語を紹介します。
シューレース
ブーツの紐のこと。
シューレースシステム
ブーツの紐を締める仕組みのこと。紐を締める一般的なものを 「スタンダードレーシングシステム」 、ダイヤルを回して締めるものを 「BOAレーシングシステム」 、サイドの紐で素早く締めることができるものを 「クイックレーシングシステム」 と言います。
ちなみに上の写真のブーツは「BOAレーシングシステム」のブーツです。
ウェアーに関する専門用語
最後はウェアーに関する専門用語を紹介します。
パウダーガード
雪の侵入を防ぐもの。ジャケットの袖口や腰部分、パンツの腰部分や裾に付いています。
サイドスリット
ブーツの着脱が楽に行うことができるもの。パンツの裾部分に付いていることが多く、ファスナーやボタンで裾の開閉を行うことができます。
ベンチレーション
スノーボードウェアの熱や湿気を外に逃がすもの。ジャケットの脇部分や、パンツの太ももに付いている場合が多いです。
少しずつ覚えることが大事!
スノーボードの専門用語はたくさんあります。今回紹介したスノーボードの専門用語はごく一部です。
一気に覚えるのはなかなか難しいですよね。また、「覚えなきゃいけない」と義務感を感じてしまうと、気持ち的にしんどくなってしまいます。
筆者も覚えるまでに時間がかかりました。
スノーボードに少しずつ慣れながら、余裕があれば専門用語にも慣れていくのがオススメです。
やってみよっか?