都羅山展望台
韓国と北朝鮮による南北戦争が1953年に休戦となり、両国の国境近くにはDMZと呼ばれる軍事境界線が引かれています。そのDMZ近くに建つ都羅山展望台は、北朝鮮の人々の生活の様子や、両国の平和への願いを感じることができる施設です。ソウルからバスで1時間ほどの距離ということもあり、ここでしかできない貴重な体験を求めて多くの観光客が都羅山展望台を訪れます。都羅山展望台は、DMZの境界線である南方限界線に建てられた韓国最北端の展望台です。展望台からは、肉眼で有刺鉄線の張られた軍事境界線が確認できるほか、望遠鏡を覗けば北朝鮮の人々のありのままの様子を見ることができます。展望台に掲げられた「分断の終わり、統一の始まり」という文字には両国の平和を願う人々の想いが込められています。写真撮影は許可された場所でのみできます。この貴重な体験をぜひ心に刻んで帰ってください。