ツアーそのものは、大満足です。
マドリードもバルセロナも現地観光ガイドさんの知識にびっくりでした。特にマドリードでお世話になったTさんは、たまたま私たち2人だけだったというのもあるのでしょうか、とても丁寧にかつ親切にガイドをしてくださり、... 続きを読む予定時間を過ぎても押さえるべきところをしっかりと案内してくださるなど、大変すばらしかったです。
また、マドリードからバルセロナまで添乗してくださったYさんも、とても親切でした。同じツアーの中で調子を崩されたり、迷子になったりされた方もいらしっしゃいましたが、親身に対応されていました。
ここまで、ツアーそのものは、「大変よい」の評価です。評価を下げたのは、ツアーではなく、ケチャップ強盗のせいです。はじめに断っておきますが、ツアー会社には、何の落ち度も責任もありません。他の方への警鐘という意味で投稿します。
バルセロナのホテル、Hampton by Hilton Barcelona Fira Gran Viaの近くにある地下鉄の駅で、それも、ホームで、いわゆる「ケチャップ強盗」に遭いました。ケチャップではなく、ファンデーションのような色の液体をかけられ、「汚れているよ」と親切に教えてくれます。さらにティッシュまで渡して、これで拭くようにして指示します。本人は、背中につけられるので気づきません。斜めかけカバンをかけていたので、それをとって拭くように上手に促します。その隙に、死角からもう１人が、置いたカバンを奪って逃げようとしたのですが、気づいた妻が、とっさにカバンを押さえて声を出したので、泥棒２人は、何も奪えず、逃げていきました。
親切に声をかけてきたのは、白人ぽい人の良さそうな背の高い30代の男、奪って逃げようとしたのは、私たち夫婦ともに顔を見ていないので（腕しか見えていない）、年齢性別不明。ひょっとしたら共犯かも（見張り役）というのは、改札付近に立っていた若い白人ぽい女性。
改札でチケットを買うときも、暗証番号を見られないように隠しながら入力したのですが、エスカレーターでホームに降りるあたりから、油断をしたのでしょう。帰りの空港に向かう地下鉄だから安心したのだと思います。後ろからずっとついてきた男がいたことに、全く私は気づいていませんでした。妻は、気づいていたようで、何か怪しいと思っていたようです。
日本人は、そんなに大声を出さないし、スペイン語は話せないし、ということで泥棒が狙いやすい国民のようですので、これからスペインに行かれる方は、くれぐれも気をつけてください。せっかくの楽しくてよい思い出が、文字通り「汚され」ないようにしてください。
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