ビーナスラインは長野県にある観光道路で、茅野市の国道299号線と国道152号線、上田市の美ヶ原高原美術館を結んでいます。中央道諏訪インターより車で約20分ほどでこの区間に入り、都心から約3時間程です。以前までは蓼科有料道路と霧ヶ峰有料道路からなっており、それらを合わせて愛称を公募し、この名前が決定しました。現在は、全道路の区間で無料開放されており、毎年多くの観光客がドライブやツーリングに訪れています。ビーナスラインが通る区間は、長野県でも有数の観光地を通っているため見どころもたくさんあります。八ヶ岳山麓・白樺湖周辺・車山高原・蓼科高原・霧ヶ峰高原とさまざまな観光名所が点在しています。この周辺は避暑地としても有名であるため別荘も多く、夏には涼を求めて多くの観光客が訪れます。また、ビーナスラインに訪れる人ももう一つの目的はドライブであり、特に車山高原付近から霧ヶ峰高原周辺では茅野市街から白樺湖・蓼科山などが一面に広がり、さらに遠くは富士山も眺めることができます。
歴史
長野県の観光地を走るビーナスラインは、1968年に蓼科・霧ヶ峰の2つの有料道路を合わせた愛称を公募して決められました。1986年までは有料道路として建設され運営されていましたが、1986年から順次無料開放されるようになり、2002年にビーナスライン全線が無料開放となりました。
見どころ
車山高原へ向かう区間には2004年に商標登録されたメロディーロードがあり、タイヤと道路の摩擦によって音楽を奏でる道となっており、楽しみながらドライブもできます。
