10世紀末にジャヤーヴァルマン5世により建設が開始されました。11世紀初頭に王がなくなると建設が中断され、そのまま建設が再開されることはなく、未完のまま放置されることになりました。建設途中に中央祠堂に雷が落ちて、神の怒りだと信じた人々が建設を中止したという説も残っています。アンコール遺跡のクメール建築のなかでも、初めて回廊を設置した寺院です。建設が途中で中断されたため、他のアンコール遺跡にみられるような彫刻がほとんどされていないままです。
寺院の建設が途中で中断されたため、他のアンコール遺跡で見られるようなレリーフや飾りがほとんど見られないことが、返ってこの寺院の見どころになっています。それは、材料である左岸の構造材が積み重なったまま露出をしていて、当時の寺院がどのようにして作られていったかを知ることが出来るからです。特に最上層にある中央祠堂と四つの副祠堂は、打ちっぱなしコンクリートのような独特の雰囲気を出しており、工事の中断されたままの状態がよくわかります。
ガイドさんの説明が分かりやすく、充実した観光ツアーとなった。運転手さんも親切。比較して申し訳ないが、昨日のガイドさんとは、力量の差があきらか。ガイドは選べないので、今回は運が良かったということか。
11月に友人と2人で初アンコールワットに行きました。ガイドの方の詳細な説明があり歴史や文化についての理解がとっても深まりました!
それなりに歩きますので、歩きやすい靴と暑さ対策は必須です。
写真もたくさん撮ってくれて、ステキな写真がたくさん撮れました。家族だけで行ったら全員で写ることがなかなか難しい中、大満足です。