プリヤカーンの建っている場所は、もともとはヤショーヴァルマン2世の王宮がありました。カンボジアのアンコール王朝の王宮があったこの場所をチャンパ王国が支配していた時代がありました。ジャヤーヴァルマン7世が戦って取り戻し、1191年に、王宮を寺院に作り替えて、プリヤカーンになりました。当初、ヒンドゥー教の神々や土地の聖霊らも境内に祀られていましたが、後にヒンドゥー教を信じるジャヤーヴァルマン8世により仏像は破壊されました。
プリヤカーンには、アンコール遺跡には珍しい円柱状の柱や、石造で二層構造の経蔵が残っています。また、大蛇の欄干で縁取られたテラスや、仏教の観音菩薩像やリンドゥー教のリンガが壁面に刻まれています。さらに、門からの壁は、本殿に近づくと間口と高さを狭めて、遠近法を使って寺院が広く見えるように作られています。これらは寺院の雰囲気を神秘的で不思議なものにしていて、映画の「トゥーム・レイダー」の撮影地になりました。
日本語での説明もわかりやすく写真も色々撮ってもらえました。満足です。また車に携帯を落としてましたが、窓口の方に連絡したらドライバーさんはちゃわ返しにきてくれてホントに助かりました。
Siem Reapに到着後ホテルにチェックインしてすぐに出発できるのがこのツアー。
初日からなかなか満足の内容でした。