アーグラ城塞

インドはすでに５回目の訪問だが、観光目的は初めて。過去はすべて仕事出張だったため、観光地を訪れることもほとんど無かった。死ぬまでに絶対見たい、と思っていたタージマハルをメインに、北インドの観光地をできるだけ回りたく、このツアーに参加しました... 続きを読む。結果、魅力的で美しい遺跡がたくさん見られ、とても良かったです。やっと本当のインドに触れた気がしました。ガイドのシューさん（Surendraさん）の豊富な知識もあり、ちょっとしたユーモア（ときにブラックジョーク）もあり、楽しい旅ができました。
ただ、インドの人口と文化もあり、すごい人波と交通渋滞、大気汚染、押しの強いお土産屋さんなどなど、観光にはそれなりの心構えが必要な国だと思います。冷房による気温の変化と大気汚染で、喉をやられてしまい、後半は少しバテ気味に。酒のないレストラン、ホテルも多く、飲みたいならお店で買ってホテルの部屋で飲むしかない、という場合も多々ありました。こういったことも、ガイドさんがうまくさばいてくれ、感謝しました。
タージマハル、ガンジス川はもちろんですが、カジュラホ、ジャイプールの美しさにもとても感動しました。南インドで遺跡を見たときには彫刻がほとんど風化してよくわかりませんでしたが、カジュラホの彫刻はとても美しい。カーマ・スートラの話と相まって、とても官能的です。ジャイプールでは、突然、道がひらけ、アンベール城が現れたときには思わず「オー」と叫んでしまいました。
これらの遺跡をより深く文化的に理解するのに欠かせないのがインド宗教の知識。ヒンズー教、イスラム教、仏教に関する知識があると、より遺跡も楽しく見れます。シューさんが解説してくれますが、自分でも少し事前に予習しておくことをおすすめします。今回の旅行で、小さな「ガネーシャ」の置物を買ってきました。何度もシヴァ、パールヴァティー、ガネーシャにお会いしていると、ヒンズー教もちょっと身近に感じるようになり、うちにもガネーシャをお招きすることにしました。
買い物はちょっと難しいです。安いものは安かろう不味かろう、です。しかし、良いものになると日本で買うのとあまり変わらない気がします。値段よりも、日本で買うのが難しい、という観点で買い物をしました。
今度は南インドを観光したい、という気分で帰国して来ました。

初めてのインド旅行で自分のペースで観て周りたいと思いこのツアーに参加しました。
ガイドの方の気遣いもあり安心できる快適な旅でした。

【観光】
観光地はそれぞれ個性があり見応え抜群でした。
オールドデリーの活気満ち溢れる喧騒、ガン... 続きを読むジス川で拝む朝日(水量が多く残念ながらボートには乗れませんでした)、
宮殿や遺跡、寺院はその全体像も壮観ですが、それを構成する細かく美しいレリーフもじっくり観ることをお勧めします。
アグラでのアーユルヴェーダ、ジャイプールでのシャーマンによる占いも良い体験でした。

【食事】
本場のカレーはどれも本当に美味しかったです！ただしホテルの食事は基本的にカレーしかなく、さすがに四日目辺りから飽きてしまいました。デリーのレストランで食べたタンドリーチキンはとても美味しかったです。
ローカルフードはあまり食べる機会がありませんでしたが、初日夜はデリーのホテル(クラッシクディプロマ)の向かって右隣の食堂でサモサなどを頂きましたが美味しかったです。

【ホテル】
ホテルは日を追うごとに格上げされた印象です。カジュラホではプールもありガイドさんと水浴びを楽しみました。またジャイプールのホテルはラッキーでしたが水の宮殿を望む素晴らしい景色でした。
ホテルは事前にスタッフに伝えないとお湯が出ませんでしたのでご注意ください。
またアメニティーも基本ないので持参した方が良いです。

【移動】
車は毎度ドアの開け閉めもして頂き、観光中も待機してもらい次のスポットへ移動がスムーズでした。カジュラホを除き、ミドルサイズ以上の車が用意されており車内も快適でした。
高速道路や田舎道は運転が荒いこともあるので、気になる際はガイドの方へ伝えた方が良いです。

合計三度の列車の移動は一度も遅延することなく、寝台列車では現地の方との触れ合いもあり楽しかったです。

【買い物】
お土産屋さんにも連れて行ってもらえますが、観光客プライスです。
個人的にはジャイプールのナイトバザールはお店も多く価格も良心的なのでお勧めです。
たまたま立ち寄ったAGORAというお店は現地の織物を扱った日本人好みそうな商品も多く、押し売りも無くゆっくり見られて良かったです。
紅茶やお菓子はスーパーなどにも行ければ良かったです。

【持って行って良かったもの※9月下旬】
・ハンディファン(観光中快適です。ガンジス川のアルティーは開始まで結構待ちますが人が密集しており暑いので持って行って正解でした)
・マウスウォッシュの小さいボトル(寝台列車で使用)
・除菌シート(便座は多々拭く場面あり)
・手ピカジェル
・のどぬーるスプレー(大気の関係か喉をやられました)


最後に、スケジュールは少々ハードなので体力を要しますが十二分にインドを満喫できる素晴らしい旅です。不安な方は短い行程のツアーもあるようなのでそちらを検討しても良いかと思います。

家族3人で参加しました(50代夫婦+子ども20代)。
ガイドのシューさんはとてもフレンドリーですぐに打ち解け、おかげ様で楽しい旅行になりました。
毎日移動があるので、なかなかのハードスケジュールですが、慣れとは凄いもので、途中から4〜5... 続きを読む時間程度の移動は平気になりました笑
(アクシデントにより新幹線には9時間乗ってました…)
ホテル:日本人にとってはかなり微妙なレベルかと思います(特にデリー)。ただ、徐々にレベルは上がって行った感じで、逆よりはいいと思いました。最終日に自分達でもう1泊ホテル(5ツ星のメリディアン)を予約してたのですが、そこでようやく日本のシティホテルレベルなので星は1〜1.5低く見ておいた方がいいと思います。
シャワーはお湯がぬるいか、熱いシャワーが出るが水圧が残念だったりと、なかなか両立しません。これもインドと楽しむ余裕が求められます笑
食事:3食ずっとカレーです。辛いものは得意ではなく、特にカレー好きというわけではありませんが、同じカレーでも店によって味が違うので飽きたりはしませんでした。バラナシでシューさんが連れて行ってくれたチャイ屋さんのチャイがピカイチでした。
衛生面:家族全員お腹を壊すことなく終えることが出来ました。気をつけたことは、歯磨きもミネラルウォーターを使う、生野菜や果物は食べないことです。日本から、風邪薬、葛根湯、頭痛薬、ガスター10、太田胃酸、ビオフェルミン、乗り物酔い、虫除けを持参しましたが、ビオフェルミン以外は使いませんでした。ただ、安心感が全然違うので、用意はして行った方がいいと思います。
トイレはなるべくキレイなところを案内してくれましたが、列車の中や寺院などどうしようもない場面も多かったです。洋式トイレでもトイレットペーパーがなかったりすること、現地のトイレットペーパーの臭いは、、、なので、必ず持参し、観光するときには携帯することを強くお勧めします。(3ロール持っていき、使い切りました)
ウェットティッシュも持って行った方がいいです。
衣類:インド=暑い、と思っていましたが、東京より気温は低かったです。寝台車のエアコンが寒く、結構分厚目の長袖の羽織物は重宝しました。
チップ:サイトに書かれていた通りの金額を払いました。ドライバーさんとは駅で別れることになるので、そこでお渡ししました。ガイドさんには最終日に渡しました。皆さん喜んでくださいました。金額について書かれている方もおられましたが、大きな金額ではないですし、気持ちよく旅のサポートをしてくれれば良いと考えていたのでそこにはこだわりませんでした。
これまで、海外旅行は欧米が主で東南アジアではバリ等のリゾートぐらいだったので、慣れないこと、衝撃的な事が多かった笑ですが、それがインドらしさであり、インドの良さなのだと感じました。
ガイドのシューさんには本当にお世話になりました。ありがとう！

初のインドで名所を巡りたく本ツアーに申し込みました。
１．良かったところ
・多くの世界遺産を巡れる
・何も考えず移動できる
普段は自分で手配することが多いのですが、移動を全部お任せできるのはやはり楽ですね。効率よく世界遺産を巡れて良... 続きを読むかったです。

２．悪かったところ
・前半は3つ星ホテル
・食事はいつも似たようなカレー
・ガイドさん、ドライバーさん以外にもチップを強要される場面あり
・お土産屋に連れていかれ強引なセールス
この手のツアーではよくあることなので仕方ないかなと思いました。
観光客相手のインドの方の強欲さはちょっと辟易しましたが（笑）
※ローカルの方とは楽しい交流させていただきました。

３．総評
良くも悪くもよくあるツアーって感じでした。
悪かったところが多いですがガイドさん頑張ってくれたので星3つです。
（ただ頑張ってガイドしようとしてくれてるんだと思うのですが同じ話が多く後半は飽き気味でした笑）
知人にお勧めするかと言われると、うーーん…って感じです。

インド北部のゴールデントライアングルとバラナシを巡りたく、旅行会社のツアーを検討していた。ただ、今までツアーでは旅行をしたことがなく、かといって女一人旅も不安だったので、ベルトラでプライベートツアーを吟味していたら、更にガジュラホにも行くツ... 続きを読むアーを発見。申し込むにあたり、利用した人の体験談を読んで期待が高まった。

鉄道を中心にチャーター車を乗り継いで効率よく都市を巡った。車窓から見た自然や風景、インド人の生活、野良犬、野良牛、、、
ニューデリーでは近代的な街並みを眺め、ガンジーの功績を学び、点在する歴史的な遺跡たちに触れた。オールドデリーではディープでカオスな世界をリキシャーで疾走。サルナート、釈迦が悟りを説いた初転法輪の故地とされる仏教の4大聖地の1つを訪れた。バラナシではガンガーのガートで毎晩行われているという荘厳なアルティを観覧。翌日早朝のガンガークルーズでは、沐浴する人、一方で火葬場に運び込まれる遺体、生死表裏一体、敬虔なヒンドゥ教徒の方々の精神を垣間見れたような気がして、自分の死生観が変わった。ガジュラホはかなりの田舎だからこそイスラムの偶像崇拝禁止の迫害から逃れられた場所だという地理的な奇跡による保存状態の良いレリーフたちに迎えられ、その造形美にため息が出た。ここでは専門のガイドさんがいて、何故こんな官能的な彫刻なのかという私の質問に、ヒンドゥのカルマの中のカーマ(愛)が創造(誕生)を意味するのだと流暢な日本語で説明をしてくれた。
アグラでは、この旅のメーンであるタージマハルを訪れ、サージャハーンが亡き妻を想い建立した霊廟は圧巻の一言。その後アグラ城に幽閉された彼は、毎日タージマハルを眺めていたという逸話に「最愛」を感じた。
ジャイプールではピンクシティで有名な風の宮殿を見学。アンベール城塞では像乗り体験も楽しかった。シティパレスは現在も王族の住居だということで博物館も公開されている。展示物を見ていたら辺りがざわついていたので何事かと思っていたら、若いイケメン王に謁見することができて本当にラッキーだった。また、現役の天文台ジャンタル・マンタルでは、人生で初めて日時計を見ることができたので先人の偉大さを感じた。
ジャイプールからデリーに戻る途中、階段井戸チャンド・バオリをリクエストし(別料金40＄)、その幾何学的、精巧な建築様式に驚愕した。

ホテル・レストラン・電車・車はインドの中では安全性や快適性が担保できる等級で、日本人に快適な環境を提供してくれていると感じた。

プライベートツアーはスルーガイド次第と言っても過言ではないが、私は幸運にもこのツアー体験記で評判の良かったSurendraさん（シューさん）が担当についてくれたことにより、本当にかけがえのない体験ができたことに感謝を述べたい。シューさんは勤勉で誠実、大学では歴史専攻だったとの事、各所での説明が的確で造詣が深い。社会や時代背景も含めての解説もあるし、当然こちらの質問に答える知識も豊富であった。
日本語の微妙な表現は英語も交えて話したり、一緒に1週間も旅をする途上の世話も、要望や機微を感じ取ってくれていたので非常に快適な旅行ができた。

あれから1カ月経つが、まだ鮮明に思い出す。
私のイビキでシューさんを寝不足にしてしまった寝台列車。列車移動中に語ってくれたシューさんの夢。観光の途上、シューさんの家に招いていただいてお会いした綺麗な奥さん、可愛い娘たちと優しいご両親。
そして最終日に発熱して心配をかけたこと。
余談ですが、シューさん5本指ソックスと除菌シート欲しがってたな～。シューさんに担当決まったらお土産に持って行ってあげたら喜ぶかも。

あ～またインド行きたいな～　今度は夫と息子連れて・・・

27年前ムンバイに住んでいたのでインドがどう変わったか体感したくて、と言うかインドが好きでこのツアーを申し込みました。団体ツアーだと思っていましたが、我々夫婦とガイドのハリーさん、それに各地の運転手さんの4名での旅でした。　色々なツアーを検... 続きを読む討しましたが、ゴールデン・トライアングル（デリー、アグラ、ジャイプール）、バラナシ、カジュラホと私が妻を連れて行きたい場所を最も多くカバーしていたこのツアーを選びました。専用車と列車での移動時間は長いですが、車窓から観るインドの大自然や垣間見えるインド人の生活、ゆっくり走る寝台列車の旅もインド旅行ならではの貴重な経験として結構楽しめました。ホテルは豪華ではありませんがインドとしては十分満足できるレベルで、食事はメニューから好きなものを選ぶことが出来て毎日本場のインド料理を堪能しました。　ガンジス河の沐浴場で人混みのなか素焼きのコップで飲んだチャイの味が忘れられず、夫婦でその味を再現しようと色々頑張っていますが…やはりインドの思い出というスパイスが溶け込んだチャイにはかないませんね。　カジュラホ寺院群の官能的な彫刻、ピンクシティー（ジャイプール）の風の宮殿、青空に輝く大理石のタージマハル、どれも素晴らしかったです。　バラナシの街の喧騒は昔のままでインドの人々の活気に溢れており、ニューデリーの高層ビル群や高速道路の目覚ましい発展ぶりは近い将来日本を追い越す様なパワーを感じます。　妻は初めてのインドでしたが、ガイドさんの気遣いのお陰で安心して旅を楽しむことができ、またインドに行きたいね、っと言っています。　学生時代バックパッカーとして身の危険を顧みずインド・ネパールをフラフラと貧乏旅行した私としては、ホテルも食事も移動も全く心配しなくて良いこのツアーはどこか物足りなくもありますが、妻と行くには安心・安全で日本語での説明も丁寧で興味深く大変満足しています。　ゴールデンウイークに行きましたが、インドは暑季（40℃～45℃を超える日もあるらしい）のためか旅行客が比較的少なくて私達としては良かったです。　昔ながらのインドが今後も変わらない事を願いつつ、いつかまた混沌と発展の国インドに行くのを楽しみにしています。